
芸能事務所向け「誹謗中傷AI監視ソリューション」無料ベータ版開始
公開日:
イー・ガーディアン株式会社は2026年10月21日、芸能事務所などに向けた「誹謗中傷AI監視ソリューション」の無料ベータ版提供と、先行導入企業の募集を開始しました。SNSや掲示板のリスク投稿をAIが収集し、専門オペレーターの確認、証拠保全、削除要請の支援、対応状況の管理をまとめて行います。AIによる収集は24時間365日ですが、人による目視確認と緊急対応の条件は事務所ごとに取り決めます。先行導入企業との検証後、順次正式提供へ移行する予定です。
ポイント
- 1SNS・掲示板などの公開情報から、所属タレントのリスク投稿をAIが24時間365日収集
- 2AIが検知した投稿とDM・ホットライン等の通報を一つの画面に集約して管理
- 3合意した基準でAIと専門オペレーターが確認し、証拠保全と削除要請の申出を支援
サービス提供の背景
イー・ガーディアンは、ホットラインや公式SNSのDMだけでは未通報のリスクを把握しにくく、担当者による常時検索にも限界があることを開発背景に挙げています。
投稿を把握した後も、同じ事象の整理、対応要否の判断、証拠保全、申出の準備、対応結果の確認が必要です。情報がメールや表計算ファイルに分散する課題に対し、収集から対応管理までを一つの画面にまとめる方針です。
収集から対応管理までを支援
本ソリューションは、リスク投稿の収集、通報の集約、AIと専門オペレーターによる判定、証拠保全・通報や削除要請の支援をまとめて提供します。事務所には対応が必要な案件を通知し、対応内容・結果・次回確認日を管理します。
対応の要否に関する最終判断は事務所が行う設計です。AIや運営側がすべての投稿の法的評価や削除を自動で確定するものではなく、事務所の判断と申出を支援します。
リスク投稿と窓口に届く通報を集約
所属タレント名、グループ名、愛称、出演イベントなどを基に、SNS・掲示板・口コミサイト・転売サイトなどの公開情報をAIが収集します。過去にリスク投稿が確認された公開アカウントの動向も確認し、公演中は会場名や日程などを加えて監視する仕組みです。
検知した投稿と、公式SNSのDM、ホットライン、問い合わせフォーム、社内報告から届いた通報を一つに集約します。同じ事象はまとめ、リスクの種類と優先度を付けて一覧化します。
以下は管理画面のイメージです。投稿文を含むデータはすべて架空で、実際の被害事例ではありません。

リスク投稿をまとめた管理画面イメージ。投稿文を含むデータはすべて架空(出典:イー・ガーディアン株式会社)
判定と証拠保全
導入時に事務所と合意した基準に沿って、AIがリスクをスコアリングします。画像や動画を含む投稿、高リスクの投稿、判断が分かれる投稿は、専門オペレーターの目視確認も組み合わせます。
対応が必要な投稿は、本文・画像・投稿者のプロフィール・URL・取得日時を証拠として保全します。プラットフォームへの通報や削除要請に必要な情報を整え、事務所による申出を支援します。案件ごとの対応内容、結果、次回確認日も記録します。
対象・確認体制・ベータ版の提供条件
公表された対象と提供条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供開始 | 2026年10月21日、無料ベータ版と先行導入企業の募集を開始 |
| 主な対象 | 芸能事務所、タレント・クリエイター事務所、VTuber・ライバー運営組織など |
| その他の対象 | スポーツチーム・選手会など、所属する個人を守る組織にも対応可能 |
| 対象媒体 | X、Instagram、TikTok、YouTube、掲示板、口コミサイト、転売サイトなど |
| AIによる収集 | 24時間365日 |
| 人による確認・緊急対応 | 導入時に事務所ごとに取り決め |
| 価格 | ベータ版は無料。有料提供は初期費用+月額費用の個別見積もり |
| 正式提供 | 先行導入企業との検証後、順次移行する予定 |
導入支援には、アカウントの初期登録、判定基準の策定、定期運用レビューを含みます。収集時間と人が確認・対応する条件を分けて確認する必要があります。
Q&A
Q. 誹謗中傷AI監視ソリューションとは何ですか?
A. 芸能事務所などに向け、SNS等のリスク投稿の収集、通報の集約、証拠保全、対応管理をまとめて支援するサービスです。
Q. 人も24時間365日確認しますか?
A. 24時間365日行うのはAIによる収集です。人による目視確認や緊急対応の条件は、導入時に事務所ごとに取り決めます。
Q. ベータ版と正式提供の料金は?
A. ベータ版は無料です。正式提供へは先行導入企業との検証後に順次移行し、有料提供は初期費用と月額費用を個別に見積もります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
通報とAIの検知結果を一つの画面に集約します。複数の窓口を確認する担当者には、案件の対応漏れを点検する場面で役立ちそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
