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AI検索で自社は表示される? Amplitudeがブランド可視化ツール「AI Visibility」提供開始
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AI検索で自社は表示される? Amplitudeがブランド可視化ツール「AI Visibility」提供開始

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デジタル分析プラットフォームを提供するAmplitudeは、AI検索における自社ブランドの表示状況を可視化する新機能「AI Visibility」の提供を開始しました。消費者の情報収集が従来の検索エンジンからAIアシスタントへ移行する中、企業がAIの回答にどう言及されているかを把握し、マーケティング成果を最大化することを支援します。

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ポイント

  • 1
    ChatGPTなど主要AIでの自社ブランドの表示状況を「可視性スコア」で定量化
  • 2
    AI経由のトラフィックが実際のコンバージョンや収益に繋がっているかを追跡・分析
  • 3
    競合との比較や、表示を改善するための具体的な推奨事項まで提供

AI時代の新たなマーケティング課題に対応

消費者が製品やサービスを探す際、従来の検索エンジンだけでなく、ChatGPTやClaudeといったAIアシスタントの利用が急増しています。Amplitudeによると、AI検索の利用はこの1年間で倍増しており、ブランド発見のプロセスは大きく変化しつつあります。しかし、AIは通常、ごく少数の選択肢しか提示しないため、自社ブランドが回答に含まれなければ、購買意欲の高い潜在顧客にリーチする機会を失うリスクがあります。

「AIの回答」を分析し、成果に繋げる

Amplitudeが発表した新機能「AI Visibility」は、この課題を解決するために開発されました。主要な大規模言語モデル(LLM)上で、自社ブランドがどの程度言及されているかを「可視性スコア」として測定。競合他社との表示頻度も比較し、自社の立ち位置を明確に把握できます。

さらに、この機能は単なる表示状況の可視化にとどまりません。AI経由でサイトを訪れたユーザーが、実際にコンバージョンやリテンション、収益にどれだけ貢献しているかを追跡・分析することが可能です。これにより、マーケターはAIへの最適化がビジネス成果に直結しているかをデータに基づいて判断できるようになります。

具体的な改善アクションまでサポート

「AI Visibility」は、ブランドが表示されていない領域を特定し、AIが回答生成に利用したコンテンツやソースを明らかにします。その上で、Webページを分析し、LLM上での表示を改善するための具体的な推奨事項や、修正後のシミュレーションまで提示。マーケターが次の一手を打つための実用的なインサイトを提供します。本機能はAmplitudeの全顧客に追加料金なしで提供されるほか、顧客以外の企業も利用できる無償の限定版も用意されています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

SEOならぬ「AIO(AI最適化)」時代の到来を感じさせますね。AIというブラックボックスを可視化し、成果に繋げる動きは今後ますます加速しそうです。マーケターにとって新たな必須スキルになるかもしれません。

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