
Figma、キャンバス上で動くAIエージェントを一般提供 作業手順も共有
公開日:
Figmaは米国時間2026年10月6日、Figma AIエージェントの一般提供を開始したと発表しました。Figmaのキャンバス上で、コンポーネントやデザインシステムを踏まえて制作作業を進めます。ライブラリへのガイドライン追加、作業手順をまとめたスキルの共有、外部ツールの情報取り込みにも対応します。利用範囲はプランとシートによって異なり、10月7日の発表では、米国時間10月6日から利用時にAIクレジットを消費するとしています。
ポイント
- 1キャンバス上でデザインシステムを参照し、指示に沿うデザイン案を生成
- 2作業手順をスキルにまとめてチームで共有し、外部ツールの情報も活用
- 3フルシートを中心に一般提供し、利用時にはAIクレジットを消費
チームの連携を深める新機能
Figma AIエージェントは、キャンバス上でコンポーネントやデザインシステムを参照しながら制作を支援します。一般提供に合わせて、指示の反映や長時間のタスクへの対応を改善しました。
ライブラリにはMarkdown形式のガイドラインを追加でき、ルールや推奨事項、避けるべき使い方をエージェントに伝えられます。Figma Designのフレーム、FigJamの付箋、Figma Slidesの内容も検索して取り込めます。
チーム独自の手順やルールを、繰り返し使えるスキルとしてまとめて共有できます。エージェントの作業をリアルタイムで確認できるほか、チャットを公開して検討の過程も共有できます。
GitHub、Notion、SlackやWeb上の情報を制作に取り込む機能も備えます。生成プラグインやFigma Motionとの連携では、デザインに動きやエフェクトを加えられます。
Uberでの活用事例
Figma Japanの発表によると、Uberのデザインシステムチームは、7つのプラットフォーム向けコンポーネントの仕様を共有するため、AIエージェントと独自のスキルを活用しています。この事例は一般提供前のベータ版によるものです。
Ian Guisard氏とNiloo Bakhshi氏を中心に、ドキュメントを作成・更新する仕組みを構築しました。スキルの/create-anatomyはコンポーネントの構造を図解し、/create-colorは色とデザイントークンの対応を整理して、直接指定された色の値を検出します。
同チームでは、複数人で数か月かけていたドキュメント作成を、1人のデザイナーが半日で公開まで進められるようになったとしています。仕様を調べる手間や確認のやり取りを減らした事例として紹介されています。
出典: Figma Japan(PR TIMES)。選択したコンポーネントの構造を図解する/create-anatomyスキルの画面です。
提供対象と利用条件
2026年10月7日のFigma Japanの発表では、プランとシートによって利用範囲が異なります。主な条件は次のとおりです。
| プラン・シート | 利用範囲 |
|---|---|
| プロフェッショナル・ビジネス・エンタープライズ・エデュケーションのフルシート | 利用対象 |
| スタータープラン | 限定された範囲 |
| コラボシート・Devシート・閲覧シート | 各自のドラフト内 |
ドラフトは個人用の作業スペースです。米国時間2026年10月6日から、エージェントの利用時にAIクレジットを消費します。
Q&A
Q. Figma AIエージェントとは何ですか?
A. Figmaのキャンバス上で、コンポーネントやデザインシステムを参照しながらデザイン制作を支援する機能です。
Q. チーム独自の作業手順は共有できますか?
A. 手順やルールを繰り返し使えるスキルとしてまとめ、チーム内やFigma Communityで公開・共有できます。
Q. 利用時にAIクレジットは消費しますか?
A. Figma Japanの発表では、米国時間2026年10月6日から消費します。利用できる範囲はプランやシートで異なります。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
作業手順をスキルとして共有できると、デザインレビュー前の確認事項をチームでそろえやすそうです。繰り返し使うルールの整理に役立ちそうですね。
この記事の著者
O!Productニュース編集部

