
Anthropic、PowerPoint内でAIが資料作成を支援する「Claude in PowerPoint」をベータ公開
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AI企業のAnthropicは、Microsoft PowerPoint内で直接動作するAI機能「Claude in PowerPoint」のベータ版を発表しました。これは、企業のテンプレートに沿ったスライド作成や編集を、音声指示で支援するアドインです。資料作成に多くの時間を費やすビジネスパーソンにとって、作業効率化の新しい選択肢となりそうです。
ポイント
- 1企業のテンプレートを読み込み、書式やブランドを守りながらスライドを作成・編集
- 2既存の資料に対して、特定のスライドや要素を指定して修正指示を出せる
- 3説明から全体の構成草案を作成したり、箇条書きを図表に変換したりできる
テンプレートを理解し、ブランド準拠の資料を作成
Claude in PowerPointは、PowerPointのスライドマスターやレイアウト、フォント、カラースキームを読み込みます。ユーザーが「市場規模のセクションをTAM、SAM、SOMで作成して」と指示すると、AIは読み込んだテンプレートの書式に従ってスライドを生成します。これにより、社内規定やクライアントのブランドガイドラインに沿った資料を、手間をかけずに作成できるとしています。
既存資料の修正や、ゼロからの草案作成も可能
機能は多岐に渡ります。既存のプレゼンテーションに対して、「このスライドの文章を簡潔にして」「チャートを追加して」といった具体的な修正指示を出せます。また、白紙の状態から「X業界の評価に関する10枚のスライド」のように全体の構成を指示し、草案を作成することも可能です。作成後も、「3枚目をもっとビジュアルに」「5枚目と6枚目を統合して」といった反復的な修正ができます。
編集可能なネイティブな図表を生成
特徴的な機能の一つが、箇条書きなどのテキストから、編集可能なネイティブのPowerPoint図表やフローチャートを生成できる点です。単なる画像として貼り付けるのではなく、生成後もユーザーが直接データやデザインを編集できる形式で作成されます。これにより、資料のビジュアル面のクオリティ向上も支援します。
セキュリティと利用条件
この機能は現在、研究プレビューとしてのベータ提供です。利用できるのは、ClaudeのPro、Max、Team、Enterpriseプランの顧客に限られます。Anthropicは、セキュリティ面では既存の企業のコンプライアンスフレームワーク内で動作すると説明していますが、重要な資料ではAIが生成した変更内容を必ずユーザーが確認するよう呼びかけています。
Q&A
Q. Claude in PowerPointとは何ですか?
A. Microsoft PowerPointに組み込まれて、音声やテキストで指示を出すと、スライドの作成や編集を自動で行ってくれるAI機能です。
Q. 普通のAI文章生成と何が違いますか?
A. PowerPointの特定のスライドや図形を指定して修正できる点や、会社のテンプレートの書式を守って作業してくれる点が特徴です。
Q. 誰が使える機能ですか?
A. Claudeの有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)の契約者で、現在はベータ版として提供されています。

O!Productニュース編集部からのコメント
企業の決まったテンプレートをAIに理解させて作業させる点が実用的です。毎回フォントやロゴの位置を直す手間が省け、営業や企画担当の負担が減りそうです。
引用元:Anthropic
この記事の著者
O!Productニュース編集部



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