
ダイナミックマッププラットフォーム、路面のOpenCRGデータを公開
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ダイナミックマッププラットフォームは2026年10月8日、路面の細かな高さ形状を表すOpenCRGのサンプル公開を発表しました。Hugging Faceで公開している高輪台交差点のデータセットに追加しています。車両制御や振動などの評価に向け、道路地図に路面の凹凸を組み合わせて使えるデータです。
ポイント
- 1高輪台交差点のデータセットに、路面の高さを表すOpenCRGサンプルを追加
- 2道路計測で得た点群とOpenDRIVE地図を使い、細かな路面形状を生成
- 3車両制御や振動などの評価に向け、計測時点の路面条件を再現するデータを提供
高輪台のデータセットに路面高さデータを追加
ダイナミックマッププラットフォームは、AI向けデータ提供事業「Data for AI」の一環として、2026年6月に高精度3次元データのサンプルをHugging Faceで公開しました。今回、企業から寄せられた要望を受け、高輪台交差点のデータセットにOpenCRG形式のデータを追加しています。
公開ページでは、v1.2.0の追加内容としてOpenCRGの路面高さデータを記載しています。既存のカメラ画像、点群、道路地図などに、路面の細かな高さ形状を表すデータが加わりました。
道路計測の点群と地図から生成
同社は、レーザースキャナーやカメラを車両に搭載したMMS(モービルマッピングシステム)で道路を計測しています。路面方向にもレーザーを照射し、高精度な3次元点群データを取得しています。
今回のOpenCRGデータは、蓄積してきた計測データとOpenDRIVE形式の高精度3次元地図を活用して生成しました。路面上の位置ごとに高さの値を持たせ、道路表面の細かな凹凸を表現します。
OpenDRIVEとOpenCRGの役割
道路の構造を表す地図と、路面の細かな高さを表すデータには、次の違いがあります。
| 形式 | 表す内容 | シミュレーションでの役割 |
|---|---|---|
| OpenDRIVE | 道路形状、車線、信号機などの道路ネットワーク | 車両が走る道路構造を設定 |
| OpenCRG | 路面の細かな高さ形状 | 段差や凹凸を反映し、車両の振動や制御などを評価 |
同社は、両方を組み合わせた車両制御やアクチュエータの開発・評価を用途に挙げています。規格では路面特性も扱えますが、今回の公開データの対象は高さ情報です。
OpenCRGによる路面形状の再現イメージ。出典: ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(PR TIMES)
サンプルの対象範囲と利用条件
対象は東京都の高輪台交差点1か所です。公開データセットのライセンス表示はCC BY 4.0で、詳細は公開ページから確認できます。
同社の技術ブログは、計測した一時点の路面形状を再現するデータと説明しています。道路の変化を継続的に配信するサービスではありません。評価担当者が自社のシミュレーションで利用する際は、対象範囲や形式が評価条件に合うかを確認する必要があります。
Q&A
Q. OpenCRGとは何ですか?
A. 道路表面の細かな高さ形状を表す標準データ形式です。車両の振動や制御などを、路面の凹凸を反映した環境で評価する用途があります。
Q. OpenDRIVEとはどう使い分けますか?
A. OpenDRIVEは道路形状や車線など、OpenCRGは細かな路面形状を表します。両方を組み合わせて車両シミュレーションに使えます。
Q. 公開サンプルはどの範囲を収録していますか?
A. 高輪台交差点1か所を対象としたデータセットに追加されています。計測時点の路面高さを収録し、ライセンス表示はCC BY 4.0です。
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O!Productニュース編集部からのコメント
道路地図に路面の高さデータが加わりました。車両の評価担当者にとって、同じ路面条件を繰り返し使えるか試す入口になりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

