
Netsujo、宣言検査OSS「Agent Role Contracts」v0.5.0を公開
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Netsujoは、AIエージェントへ仕事を渡す前に宣言を検査するOSS「Agent Role Contracts」v0.5.0を正式公開しました。役割・権限・作業範囲、レビュー分離、引き継ぎなどの不整合を検出します。Node.js向けCLIとJavaScript APIを提供し、検査はAIモデルのAPIキーなしでローカル実行できます。検査結果のPASSは宣言の整合性を示すもので、実行許可や成果物の安全性を保証しません。
ポイント
- 1Netsujoが宣言検査OSS「Agent Role Contracts」v0.5.0を公開
- 2役割や書き込み範囲、レビュー分離、引き継ぎの不整合を実行前に検査
- 3PASSは入力された宣言の整合性を示し、実行許可や安全性は保証せず
AIエージェントへ仕事を渡す前に宣言を検査
Netsujoは、Node.js向けCLIとJavaScript APIを提供するOSS「Agent Role Contracts」v0.5.0を正式公開しました。AIエージェントの役割・権限・作業範囲などを構造化し、仕事を渡す前に宣言どうしの不整合を検査します。
2026年9月30日のv0.1.0初回公開から機能を拡張し、v0.5.0をstable版としてnpmのlatestで提供しています。検査はローカル環境で実行でき、AIモデルのAPIキーやエージェントの実行環境は不要です。
v0.5.0で検査する宣言
主な検査対象は次のとおりです。
| 対象 | 確認する宣言の関係 |
|---|---|
| 役割・権限 | 役割の参照、許可と禁止、委譲・報告の矛盾 |
| 作業範囲 | タスクの変更要求が許可済み範囲に収まるか |
| レビュー分離 | 実装担当とレビュー担当が宣言上で分かれているか |
| 引き継ぎ | タスク・目的・宛先・状態の整合性 |
| task / action binding | 確認したタスクと実行予定の操作が同じ対象に結びつくか |
| lifecycle宣言 | タスク・判断・成果物に関する宣言の対応関係 |
ファイル書き込み用の任意アダプターも含まれます。実際のファイルや権限を操作する機能ではなく、入力された宣言の対応関係を検査するものです。
変更要求が許可範囲外なら診断コードを返す
例えば、実装担当に「src配下だけを書き込める」と宣言し、タスクがsecrets配下のファイル変更を要求した場合、許可範囲との不整合を診断コードで返します。変更先を許可範囲内に戻すと、同じ検査をやり直せます。
Agent Role Contracts自身は、要求されたファイルを書き換えません。OSや外部サービスのアクセス権限も変更せず、ファイルの実在確認や機密情報の走査も行いません。
PASSが示すことと示さないこと
PASSは、実行した検査の範囲で、入力された宣言に不整合が見つからなかったという結果です。エージェントに仕事の実行を許可する判断とは別です。
利用者やエージェントの本人確認、実行時の権限の強制、レビュー担当者の実際の独立性、証拠・成果物の真正性や品質は保証しません。マージや本番デプロイの承認、実操作の完了も検査結果には含まれません。
開発チームが組み込む際には、宣言検査と実行時の制御、成果物の確認、受入・公開承認を分けて設計する必要があります。
MITライセンスで公開、Node.js 22.5以上に対応
動作要件はNode.js 22.5以上です。MITライセンスの条件に従い、利用・改変・再配布・商用利用ができます。ソースコードとnpmパッケージに加え、正常な入力例、不整合を含む例、テスト、日英のドキュメントも公開しています。
同社は10月5日にProduct Huntでグローバルローンチしました。外部の開発チームによる実務での利用・検証を通じ、役割や権限、引き継ぎの課題を検証するとしています。
Q&A
Q. Agent Role Contractsとは何ですか?
A. AIエージェントの役割や権限、作業範囲などの宣言を実行前に検査するOSSです。Node.js向けCLIとJavaScript APIを提供します。
Q. PASSならエージェントを実行してよいのでしょうか?
A. PASSは入力された宣言の整合性を示します。本人確認、実行時の権限制御、成果物の品質や実行承認は、別の仕組みで確認します。
Q. 利用環境とライセンスはどうなっていますか?
A. Node.js 22.5以上で使えるMITライセンスのOSSです。検査はローカルで動作し、AIモデルのAPIキーは不要です。
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O!Productニュース編集部からのコメント
許可した書き込み範囲とタスクの要求を先に照合できるので、開発担当者が依頼内容を見直す手がかりになりますね。実行前の確認に取り入れたいです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
