
ソプラ、レガシーシステムをAIで自動再構築する「ReverseAGI」と「EnhanceAGI」を提供開始
公開日:
ソプラ株式会社は、老朽化したレガシーシステムを最新技術へ自動で再構築するAIサービス「ReverseAGI(リバースAGI)」の提供を開始しました。同時に、既存システムの改修・保守を支援する「EnhanceAGI(エンハンスAGI)」の提供も始めています。これらのサービスは、同社が特許を持つコード生成AI「CodeAGI」の技術を応用したものです。多くの日本企業が直面する、システム保守に予算が縛られる課題を解決する新たな選択肢となりそうです。
ポイント
- 1プロジェクトフォルダを指定するだけで、AIが全コードを自動解析、設計書を数日で生成
- 2既存システムの改修時、設計書とソースコードの変更を「双方向同期」させ、整合性を保つ
- 3大手製造業での実証では、開発工数を75%削減した実績がある
レガシーシステム刷新の新手法
ソプラ株式会社は、既に特許を持つコード生成AI「CodeAGI」の技術を基盤に、レガシーシステムを解析・再構築する「ReverseAGI」の提供を始めました。このサービスでは、COBOLなどの古い言語で書かれたシステムのプロジェクトフォルダをAIに読み込ませるだけで、システムの全容を把握するための設計書を自動生成できます。従来人海戦術で数ヶ月から1年かかっていた解析作業を、数日に短縮できるとしています。
開発から保守までをカバーする3つのAIサービス
同社は、システム開発の全サイクルをカバーする3つのAIサービスを展開しています。新規開発用の「CodeAGI」、レガシー解析用の「ReverseAGI」、そして今回新たに加わったのが改修・保守用の「EnhanceAGI」です。EnhanceAGIの特徴は、設計書の変更をソースコードに、またソースコードの修正を設計書に自動反映する「双方向同期」機能です。これにより、改修作業後も設計書と実装の内容が一致した状態を保てるとしています。
同社代表取締役の白川基光氏は、これらのサービスを通じて日本企業の「負の遺産」を「攻めの資産」へ変えたいと述べています。経済産業省の「DXレポート」では、DXが進まない場合、2025年以降に年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性が指摘されています。ソプラ社は、自社の調査で日本企業のIT予算の約8割が既存システムの維持管理に費やされているとし、ReverseAGIがこの比率を逆転させるきっかけになるとしています。
Q&A
Q. ReverseAGIとは何ですか?
A. 古いプログラムのコードをAIが自動で解析し、システムの設計書を生成したり、新しいプログラミング言語で書き直したりするサービスです。
Q. EnhanceAGIの「双方向同期」とはどういうこと?
A. 設計書を修正すると対応するプログラムコードも自動で更新され、逆にプログラムを直せば設計書も自動で修正される機能です。両者の内容が常に一致するようになります。
Q. これらのサービスはどのような企業に向いていますか?
A. COBOLなど古い技術で作られた基幹システムの保守に多くの工数と予算を取られ、新規開発にリソースを回せていない製造業や金融機関などの大企業が主な対象です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
プロジェクトフォルダを指定するだけで設計書が自動生成されるのは、技術引継ぎやシステム理解の第一歩としてかなり有用ですね。特に人材不足が深刻な現場では、調査工数を大幅に削減できそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


関連ニュース

x3d、AIモデル・デジタルツイン・ペルソナAI開発支援を開始

irodas技術責任者が語る、AI開発パートナーにエーアシを選んだ結論

ripla、フルスクラッチシステム刷新支援「GoDD Analyse」を提供開始

AI人材不足を解消する「AX BUILD」、AXが提供開始

アイトリガー、企業専用マーケティングAIを即日構築する「マーケティングAX」を開始

neodig、対話でFAQ作成・編集できるAIエージェント「FAQ AI Agent」提供開始

Irwin&co、見積3分&無償デモのAI受託開発サービスを公開

AI開発特化の軽量IDE「Fusuma」、25MBで無料提供開始

コマースロボティクス、日本品質×グローバル体制のAI開発サービス「Global AI Lab」開始











