
samurAI Agents、企業ごとの採用基準を学習する次世代型RPOサービスを本格展開
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株式会社samurAI Agentsは、採用コンサルタントとAIエンジニアが協働し、企業独自の採用基準をAIが学習・再現する「AI駆動型RPOサービス」の本格展開を開始しました。従来の画一的な採用AIツールとは異なり、各社の評価軸に合わせたカスタマイズを強みとしており、導入企業では審査工数の大幅な削減や内定承諾率の向上といった成果が報告されています。
ポイント
- 1採用コンサルタントとAIが連携し、企業ごとの採用基準を90%以上の精度で再現
- 2人事担当者も気づいていない「潜在的な審査基準」をAIが発見し、選考の質を向上
- 3ES審査から内定者フォローまで、大手企業で審査工数70%減、内定承諾率13pt向上などの実績
株式会社samurAI Agentsが、「AI駆動型RPOサービス」の本格展開を発表しました。同サービスは、エントリーシート(ES)やグループディスカッション(GD)の審査、内定者フォローといった採用業務全般を支援するものです。大手企業での先行導入では、審査工数を70〜80%削減したほか、内定承諾率が13ポイント向上するなど、具体的な成果を上げています。
サービスの開発背景には、既存の採用AIツールが抱える課題がありました。多くのツールは汎用的な審査基準を用いているため、企業が実際に重視する評価軸とズレが生じ、「結局、全件を人の目で確認する必要がある」といったケースが少なくありませんでした。これに対し同サービスは、採用コンサルタントが企業の評価軸をヒアリングし、過去の選考データをAIに機械学習させる「人×AI」のハイブリッド型アプローチを採用。これにより、各社の人事担当者が行う審査を高い精度で再現します。
大きな特徴の一つが、AIが人事担当者も言語化できていない「潜在的な審査基準」を発見する点です。過去の合否データから、例えば「経験のユニークさ」といった項目が実は合否に大きく影響していることをAIが数値化。この分析結果をフィードバックし、新たな評価指標として加えることで、選考の精度をさらに高めることが可能になります。
すでに大手メーカーや銀行、人材紹介会社などで導入が進んでいます。あるメーカーでは、約12,000件のES審査にAIを導入し、Webテストのコストを20%削減、ESの確認工数を70%削減することに成功しました。同社は現在、導入を検討する企業向けに、自社の審査基準をAIがどの程度再現できるかを検証できる「お試し審査会」を無料で提供しています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIによる効率化はよく聞く話ですが、このサービスは「自社独自の採用基準」を学習させる点がユニークです。採用の質を落とさずに工数を削減したい人事担当者にとって、力強い味方になりそうですね。












