
Sun*、AIに数字を作らせないデータ分析基盤「YOSUKA」を提供開始
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Sun Asteriskは2026年10月8日、ビジネスチーム向けデータ活用基盤「YOSUKA」の提供開始を発表しました。売上やコストなどの数値と、日報や商談ログなどのテキストを組み合わせ、自然言語の質問から業務改善の案を提示します。数値の集計は定義済みの業務ルールと決定論的な処理で行い、AIに数値を生成させない構成を採用しています。顧客の業務に合わせてデータ環境や画面を構築し、オンプレミスやプライベートクラウドへの導入にも対応します。
ポイント
- 1売上やコストの数値と日報・商談ログを統合し、自然言語の質問から改善案を提示
- 2企業の計算定義と集計ロジックを管理し、AIに数値を生成させない構成
- 3顧客専用のオンプレミス・クラウド環境に対応し、監査ログと閲覧権限を管理
開発の背景
Sun*は、数値データと現場の日報・商談メモが分かれていると、数値の背景や次の対応を分析しにくい点を課題として挙げています。部門ごとの計算定義の違い、生成AIによる数値回答のばらつきも開発の背景としています。
YOSUKAは、企業の計算定義と現場のテキスト情報を合わせて扱う基盤として提供します。顧客の業務に合わせて画面とデータ環境を構築するサービスです。
数値とテキストを統合する分析の構成
売上、コスト、利益率などの数値と、日報、商談ログ、現場の声などのテキストを横断分析します。ClickHouseによる集計と、dbtによるデータ定義を組み合わせ、改善アクションの案を提示します。
企業の業務用語やKPIの計算ルールを仲介する「セマンティックレイヤー」を設け、数値は定義済みのルールと決定論的な処理で集計します。LLMに数値そのものを生成させない構成で、数値の捏造を抑える設計です。
Sun*は、事前に定義された業務質問では、高い精度で同じ根拠と数値を返せると説明しています。数秒で改善案を提示するという説明も、同社によるものです。今回の発表には、処理時間の測定条件や誤り率の実測値は示していません。
出典: Sun Asterisk(PR TIMES掲載のYOSUKAの技術構成図。数値集計・定義管理・AIインターフェースの役割を示すもの)
顧客専用環境とアクセス管理
DockerやKubernetesを用い、顧客専用のオンプレミス・プライベートクラウド環境に導入できます。利用するLLMの切り替え、データ処理の監査ログ、閲覧権限を備えたMCPサーバーの提供に対応します。
顧客の業務プロセスに合わせ、画面とデータ環境を構築します。オンプレミスでの導入が、すべてのLLM利用をオフラインにする条件だとは発表内で示していません。具体的なモデル、接続、権限の構成は個別の導入設計によります。
活用シーン
発表では、業務別の活用例として次のようなデータの組み合わせを紹介しています。いずれも想定用途で、導入後の成果を測定した事例ではありません。
| 業務 | 組み合わせるデータ | 提示する情報の例 |
|---|---|---|
| BtoB営業 | SFAの数値と商談メモ | 次の提案先・アプローチの案 |
| プロジェクト管理 | 工数・進捗と日報や会話ログ | リスクの兆候と補強するスキルの案 |
| 多拠点店舗 | POS実績と臨店レポート・日報 | 数値と現場の文脈を合わせた店舗改善案 |
| 調達・資材購買 | 仕入れ・コストと見積書・交渉履歴 | 価格変動要素の分析と交渉案 |
Q&A
Q. YOSUKAとは何ですか?
A. 売上などの数値と日報・商談ログなどのテキストを統合分析する基盤です。自然言語の質問から、具体的な業務改善の案を提示します。
Q. 数値はAIが生成するのですか?
A. 数値は定義済みの業務ルールと決定論的な集計処理で扱います。AIに数値を生成させない構成で、回答の数値捏造を抑える設計です。
Q. どこに導入できますか?
A. 顧客専用のオンプレミスやプライベートクラウドに対応します。利用LLMの切り替え、監査ログ、閲覧権限の管理にも対応します。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
KPIの計算定義をそろえてから自然言語で分析できると、部門間の集計差を確認する場面で使いやすそうです。導入時には、普段の業務質問と計算ルールを整理しておきたいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

