
ダイフク、マニュアル作成システム「Teachme Biz」を導入。グローバル調達の品質標準化へ
公開日:
株式会社スタディストは、マテリアルハンドリングシステムのグローバルリーディングカンパニーである株式会社ダイフクのオートウォッシュ事業部が、マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」を導入し、2026年2月下旬から運用を開始したと発表しました。ダイフクは売上の70%以上を海外が占めるグローバル企業で、日本と海外拠点間での情報共有や生産手法の標準化が課題となっていました。Teachme Bizの導入により、動画や画像を使った視覚的なマニュアルで言語の壁を越え、製造品質の安定化を目指します。
ポイント
- 1ダイフクのオートウォッシュ事業部がTeachme Bizを導入し、グローバルな調達と製造の品質標準化を図ります。
- 2動画や画像を活用したマニュアルで、言語の壁を超えた正確な作業指示が可能になります。
- 3AI機能でマニュアル作成の負荷を軽減し、開発購買のスピード向上にもつなげます。
導入の背景と課題
ダイフクのオートウォッシュ事業部では、洗車機の関連部品についてグローバルな調達体制を構築しています。しかし、日本と海外拠点の間で情報を共有し、生産手法を標準化することが大きな課題でした。ExcelやWordでのマニュアル作成では負担が大きく、図面や文字だけでは作業の細かなコツや手順の背景まで伝えきれず、作業者の入れ替わりによって品質にばらつきが出るリスクがありました。そこで、視覚的にわかりやすく、言語依存が少ない動画・画像ベースのマニュアルを作成できるTeachme Bizの導入を決定しました。
導入の決め手
ダイフクAW事業部がTeachme Bizを選んだ理由は、大きく3つあります。1つ目は、動画や画像を用いた視覚的なわかりやすさです。図面だけでは表現しきれない手順の背景や注意点を可視化でき、言語の壁を超えて正確な作業指示が可能になります。2つ目は、AIを活用したマニュアル作成負荷の軽減です。構成案の作成などを自動化でき、ゼロからマニュアルを作るハードルを大幅に下げられます。3つ目は、グローバルでの共有のしやすさと現場での利便性です。最新のマニュアルを即座に共有でき、二次元コードを通じて携帯端末から手軽に確認できます。
主な取り組みと目指す効果
AW事業部では、国内外で同時にマニュアルの整備を進めています。部品は数百品目にのぼり、従来は図面中心の運用だったため、作業手順が十分に伝わらない課題がありました。Teachme Bizで部品の製造手順や要求事項を動画や写真で可視化することで、新任の担当者でも迷わず正確な作業ができる環境を整えます。また、調達部門がモノづくりの工程から深く関わる「開発購買」にも注力し、製造プロセスやノウハウを可視化・蓄積することで、不具合発生時の対応スピード向上や取引先との連携強化を図ります。さらに、新しい材料の選定や取引先選定監査のマニュアル作成にAI機能を活用し、スムーズな打ち合わせを実現しています。
今後の展望
ダイフクは、コロナ禍で部品調達が困難になった経験から、BCP(事業継続計画)の観点でもマニュアル整備の重要性が増していると捉えています。標準化されたマニュアルを整備することで、万が一の際にも他拠点や日本国内で代替生産を迅速に開始できる体制の確立を目指します。今後はこの仕組みをさらに強化し、「ダイフク品質」を安定して提供できる体制を強固にしていく考えです。
Q&A
Q. Teachme Bizとは何ですか?
A. 動画や画像を使ってマニュアルを作成・共有できるクラウド型のシステムです。AIが構成案を自動生成するため、作成の手間が大きく減ります。
Q. ダイフクはなぜTeachme Bizを導入したのですか?
A. 海外拠点と日本で製造の品質をそろえるためです。図面や文字だけでは伝わらない作業のコツを、動画や画像でわかりやすく共有できます。
Q. 導入によってどんな効果が期待できますか?
A. 部品調達や製造の品質が安定し、海外の取引先との連携もスムーズになります。また、AIでマニュアル作成が効率化され、本来注力すべき業務に時間を割けるようになります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
図面だけでは伝わらない微妙なコツを動画で残せるのは、現場の生産性を大きく変えそうです。海外拠点との品質合わせに悩む製造業には刺さる事例でしょう。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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