
suswork、人の想起とAI推薦を比べる「CEP×AIO/LLMOリサーチ」開始
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suswork株式会社は9月25日、同じ購買・利用場面で「人が思い浮かべるブランド」と「生成AIが推薦するブランド」を比べる「CEP×AIO/LLMOリサーチ」の提供開始を発表しました。CEPは購入や利用を考え始めるきっかけ・場面を指します。生活者調査とChatGPTなど4つの生成AIによる実測を組み合わせ、ブランドごとの差を可視化します。先行調査ではカフェの20場面中9場面、歯磨き粉の20場面中14場面で首位が異なりましたが、対象は各カテゴリー10ブランドで、統計的有意性は検証されていません。
ポイント
- 1同一の利用場面で生活者のブランド想起と生成AIの推薦を比較
- 2カフェは20場面中9、歯磨き粉は20場面中14で首位が相違
- 3生活者各5000人とAI4種を測定、統計的有意性は未検証
サービス誕生の背景
ブランド調査では、購入や利用を考えた場面で生活者がどのブランドを思い浮かべるかを測る方法があります。一方、生成AIに同じ場面を尋ねたときの推薦結果は、その調査だけでは分かりません。
susworkは、CEP(カテゴリーエントリーポイント)ごとに生活者の想起と生成AIの推薦を並べ、どの利用場面で両者に差があるかを調べるサービスを始めました。これは現状の比較調査であり、調査を受けるだけでAIの推薦順位が改善するという発表ではありません。なお、発表画像の「国内初」は2026年9月時点の同社調べによる表現です。
何をどう比較するか
「CEP×AIO/LLMOリサーチ」は、対象カテゴリーの20の利用場面(CEP)と10ブランドを対象に、人の想起シェアとAIの推薦シェアを調べます。発表された主な測定条件は次のとおりです。
| 項目 | 生活者の想起 | 生成AIの推薦 |
|---|---|---|
| 対象 | 20場面×10ブランド | 同じ20場面×10ブランド |
| 測定 | 各カテゴリー約5000人への助成想起・複数回答 | ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claudeの4種で各場面48回答 |
| 質問 | ブランド候補を提示 | ブランド名は示さず利用場面だけを提示 |
| 集計 | 「あてはまるものはない」を分母から除外 | 対象10ブランド以外の言及を除外し再正規化 |
両者を同じ場面で比べた差分マップを作り、ブランドが人には想起される一方でAIには推薦されにくい領域などを示します。AIの回答数は各場面48件で、今回の数値に統計的有意性の検定はありません。測定時期も生活者調査とAI実測で異なるため、差をそのまま因果関係として読むことはできません。
カフェ調査の結果
カフェでは20場面中9場面で、人の想起とAIの推薦の首位ブランドが異なりました。生活者調査ではスターバックスが18場面で首位(同率を含む)でしたが、AI実測ではコメダ珈琲店、スターバックス、ドトールコーヒー、タリーズコーヒーが場面ごとに首位となりました。
首位が異なった9場面のうち、コメダ珈琲店は7場面でAI側の首位でした。例えば「仕事のことも気にせず一人になりたい時」は、人ではスターバックス、AIではコメダ珈琲店が首位です。これは今回測定した場面・ブランドに限る結果で、全てのカフェ選択に一般化できません。
歯磨き粉調査の結果
歯磨き粉では20場面中14場面で首位が異なりました。生活者調査では7ブランド、AI実測では5ブランドが場面ごとの首位を分け合い、AI側ではNONIOやシステマが多くの場面で上位になりました。
「加齢で弱った歯茎を健康に保ちたい時」のシステマは、生活者の想起シェアが約11%、AIの推薦シェアが約74%で、約63ポイントの差がありました。両シェアは対象10ブランド内で100%になるよう集計されています。生活者調査は2026年1月、AI実測は8月で、測定時期が同じではありません。
結果の読み方と今後
今回の2カテゴリーで公表された主な差をまとめると、次のとおりです。
| 対象カテゴリー | 首位ブランドが異なった場面 | 公表された個別例 |
|---|---|---|
| カフェ | 9/20場面 | 「仕事を気にせず一人になりたい時」は人がスターバックス、AIがコメダ珈琲店を首位に選択 |
| 歯磨き粉 | 14/20場面 | 「加齢で弱った歯茎を健康に保ちたい時」のシステマは人の想起約11%、AIの推薦約74% |
出典はsusworkの発表資料です。カフェでは、あるブランドのAI推薦シェアが20場面中15場面で1%未満でした。こうした差は調査対象のブランドと場面、質問方法、測定時期に依存します。AI実測は各場面48回答で、統計的有意性の検定は行われていません。
田岡凌代表は、CEPに関する情報の伝え方がAI推薦に影響する可能性に言及していますが、今回の調査でその因果関係が証明されたわけではありません。同社は調査結果をカテゴリー戦略やコンテンツ設計に用いる方針です。
Q&A
Q. CEP×AIO/LLMOリサーチとは何ですか?
同じ購買・利用場面で、生活者が思い浮かべるブランドと生成AIが推薦するブランドを測り、差を可視化する調査サービスです。
Q. AI側はどのように測りますか?
ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claudeにブランド名を伏せて場面だけを提示します。発表された先行調査では、各場面48回答を集計しました。
Q. 結果から何が言えますか?
今回の2カテゴリーでは首位が異なる場面がありました。ただし各カテゴリー10ブランドが対象で、測定時期に差があり、有意性検定もありません。
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O!Productニュース編集部からのコメント
カフェと歯磨き粉で首位が異なった場面の数が示されています。ブランド担当者は自社が対象とする場面を決めてから、調査条件と差分を確認すると判断に使いやすそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
