
SNS企画をAIが丸ごと自動化、Tristella「WayFinder」提供開始
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企業のSNS運用における「ネタ切れ」や「企画の負担」といった悩みを解決する、新たなAIサービスが登場しました。Tristella株式会社が提供を開始した「WayFinder」は、簡単な情報を入力するだけで投稿の企画案と文章を自動で生成。担当者の作業時間を大幅に削減し、コストを抑えながら投稿の頻度と質を高めることを目指します。
ポイント
- 1企画にかかる時間を90%以上削減し、担当者の負担を軽減
- 2企画費用は従来の4分の1以下、コストパフォーマンスを両立
- 3簡単な情報入力だけで、毎日投稿も可能な企画量を自動生成
担当者を悩ます「企画業務」をAIが代行
Tristella株式会社は2025年10月7日、SNS運用の企画案とキャプションを自動生成するAIサービス「WayFinder」の提供を開始したと発表しました。このサービスは、事業の基礎情報を入力するだけで、AIが過去の成功事例やトレンドを学習し、最適な投稿企画を数分で作り出すものです。
企業のSNS活用が不可欠となる一方、多くの現場では投稿企画の作成が大きな負担となっています。成果を出すには高頻度の投稿が求められますが、企画に時間がかかり、月5〜10投稿が限界というケースも少なくありません。その結果、SNSの潜在的な価値を引き出せないまま、形式的な運用に留まってしまう課題がありました。
時間とコストを大幅削減、より戦略的な業務へ
「WayFinder」の活用により、企画立案にかかる時間は90%以上削減され、企画費用も従来の4分の1以下に抑えることが可能になるとのこと。これにより、SNSの運用担当者は日々の企画業務から解放され、データ分析や戦略立案といった、より本質的な業務にリソースを集中できるようになります。
実際にβ版を利用したテスターからは「自分で考えるより良いものが一瞬でできてしまう」「圧倒的に工数が減り、戦略を考える時間ができた」など、その品質と効率性を高く評価する声が寄せられています。
今後は、アカウントごとのデータを反映させ、よりパーソナライズされた企画を生成する機能や、月次のレポート作成機能の追加も予定されています。同社は「WayFinder」をSNS運用に不可欠なツールとして、さらに機能拡充を進めていく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
SNS運用の現場では、継続的な企画のネタ出しが大変です。AIがこの部分を担ってくれるなら、担当者は分析やファンとの交流など、より戦略的な業務に集中できそうです。