
COMETA、自然言語でBIを作成し、人の承認で指標定義を蓄積
公開日:
株式会社primeNumberは10月8日、AIデータプラットフォーム「COMETA」の新しいBI機能を発表しました。自然言語でグラフやダッシュボードを作成し、システム部門のレビューを経て公開します。承認した指標の意味や算出方法は、セマンティックレイヤーに蓄積します。定型のダッシュボードと、その場の疑問に答える分析で同じデータ定義を参照する仕組みです。
注目ポイント
- 1自然言語でグラフやダッシュボードを作成し、システム部門の承認後に公開
- 2人が承認した指標の意味や算出方法を、セマンティックレイヤーに反映
- 3定型モニタリングと対話による分析が、同じメタデータ・指標定義を参照
BI定着を阻む組織構造とデータ定義の課題
ビジネス部門が新たな指標を分析するたびにシステム部門へ依頼することや、ダッシュボードごとに同じ指標の集計方法が異なることを、primeNumberは開発の背景に挙げています。
セマンティックレイヤーは、指標の意味や算出方法を体系化する仕組みです。今回のBI機能では、実際の分析依頼から作成した内容を、人が確認して定義として蓄積します。
自然言語で作成し、承認を経て定義が蓄積される
利用者が商品別の平均価格などを自然言語で尋ねると、AIがグラフやチャートを生成します。同社はSQLの知識を使わずに作成できると説明しています。
ただし、公開するダッシュボードはシステム部門のレビューと承認を経ます。承認された指標定義はセマンティックレイヤーに反映され、以後の同様の分析で参照します。AIによる作成と人による承認を組み合わせるヒューマン・イン・ザ・ループの工程です。
定型モニタリングとアドホック分析を同じ定義で完結
定型ダッシュボードと、その場の疑問に答える対話分析は、同じメタデータや指標定義を参照します。ダッシュボードの数値について、AIチャットで問い直すこともできます。
既存のBIツールと並行して利用を始められます。認証済みの定義が蓄積した領域から、ダッシュボードを段階的にCOMETAへ集約する運用です。
出典: primeNumber(PR TIMES掲載のCOMETA BIと共通のデータ定義を示す構成図)
ユーザー数無制限で全社展開を促進
同社によると、BI機能の利用ユーザー数には制限を設けていません。具体的な料金額は今回の発表で示していません。
外部のセマンティックレイヤーとの連携や、人の判断履歴を基に数値変化の要因・打ち手をAIが提示する仕組みは、今後の計画です。現在の作成・承認機能と区別して案内しています。
Q&A
Q. COMETAのBI機能とは何ですか?
A. 自然言語からAIがグラフやダッシュボードを作成する機能です。システム部門が承認した指標定義を蓄積し、以後の分析に使います。
Q. 作成した内容は誰が確認しますか?
A. ビジネス部門が作成した内容をシステム部門がレビューします。承認済みのダッシュボードを公開し、指標の定義をセマンティックレイヤーに反映します。
Q. 既存のBIツールと併用できますか?
A. 並行して利用を始められます。認証済みの定義が蓄積した領域から、ダッシュボードを段階的にCOMETAへ集約する運用に対応します。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
公開前にシステム部門が指標定義を確認する工程が、部門ごとの集計方法を整理する際に役立ちそうです。現場の分析依頼を、共通定義の整備につなげられます。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

