すべて
タグ
Parkour Japan、AI精度を左右する「データ整備サービス」を提供開始
リリース
AI関連

Parkour Japan、AI精度を左右する「データ整備サービス」を提供開始

公開日:

株式会社Parkour Japanは、企業のデータ基盤をAI活用に適した状態へ整える「データ整備サービス」の提供を開始しました。AI導入企業から「期待した精度の答えが返ってこない」との声が多く寄せられる中、同社は原因がデータ側にあると分析しています。特に、業務の文脈や判断の根拠がデータに含まれていないことが、AIの出力品質を下げる大きな要因です。このサービスは、現場に眠る暗黙知や判断基準を言語化し、AIが活用できる形に整備することで、AIの本来の力を引き出す土台づくりを支援します。

この記事をシェア

ポイント

  • 1
    ベテラン社員の判断基準や暗黙知を言語化し、AIが参照可能なデータとして整備
  • 2
    顧客データや商談履歴に業務文脈を付与し、データの入口設計から見直すサービス
  • 3
    意思決定の経緯を辿れる構造へ再設計し、AIが判断根拠付きの回答を出力可能に

現場の声から生まれた課題

Parkour JapanがAI導入支援を重ねる中で、多くの現場から「AIを導入したのに期待した精度の答えが返ってこない」「データはあるのに業務の文脈を踏まえた回答をしてくれない」といった声が寄せられていました。これらの問題は、AIそのものではなく、与えるデータに原因があります。特に、ベテランの判断基準やデータ加工が属人化しており、横展開が難しいという課題も浮かび上がっていました。同社は、データに業務の文脈が欠けていると、AIからも文脈を欠いた答えしか得られないと結論づけています。

データ整備サービスの具体的な内容

このサービスでは、まずベテラン社員へのインタビューを通じて、個人の経験に閉じていた判断基準を言語化し、AIが参照できる形に整備します。また、顧客データや商談履歴を、単なる記録ではなく、どのような業務文脈で生まれた情報かが分かるように整流します。さらに、「なぜその判断に至ったか」という意思決定の経緯が辿れる構造へデータを再設計し、AIが判断根拠を伴う回答を出力できるようにします。一度きりの整備で終わらせず、データの鮮度と文脈の精度を保つ運用の型も併せて設計します。

AI Ready診断との連携

Parkour Japanは、組織のAI活用度を可視化する無償の「AI Ready診断」を公開しています。この診断が現在地を示すものだとすれば、データ整備サービスはその結果に対する具体的な処方箋にあたります。診断で浮かび上がった課題を、実際にAIが成果を出すデータ基盤へと整えることが可能です。なお、業務文脈を伴って整備されたデータは、AI活用だけでなく、BIによる分析や可視化の精度向上にも役立ちます。

代表のコメント

代表取締役の溝橋正輝氏は、「AIを入れたのに成果が出ないという声の多くは、AIそのものではなくデータ側に原因があります。特に見落とされがちなのが、データに宿るべき業務の文脈です。データ整備は地味で泥臭い工程ですが、ここを飛ばしてAIだけを導入しても、出てくるのは文脈を欠いた答えだけです。このサービスは、AIが本来の力を発揮できるよう、その土台を耕すものです」と述べています。

Q&A

Q. データ整備サービスとは具体的に何をするのですか?

A. 企業のデータに業務の文脈や判断の根拠を付与し、AIが活用しやすい形に整えるサービスです。ベテラン社員の暗黙知の言語化や、データ構造の再設計などを行います。

Q. なぜデータの整備がAIの精度に影響するのですか?

A. AIは与えられたデータをそのまま処理するため、データに業務の文脈が欠けていると、文脈を踏まえない答えしか返せません。判断の理由がデータに含まれていることが、精度向上の鍵となります。

Q. AI Ready診断とは何ですか?

A. 組織のAI活用度を無料で可視化できる診断ツールです。データ編と組織編があり、自社の課題を把握した上で、データ整備サービスなどの対策を検討できます。

関連リンク

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

ベテランの暗黙知をAIが読める形に落とし込む、泥臭いけど本質的なアプローチですね。データ整備をスキップしてAIだけ入れても精度が出ない、というのは担当者に刺さる話かもです。

引用元:PR TIMES

この記事をシェア

この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
公式SNSは以下からフォローできます。
X
Facebook
LinkedIn
note