
Galirage、文章をリアルタイム補完する「AIライターくん」β版を公開
公開日:
生成AIに特化したシステム開発を手がける株式会社Galirageは、ビジネスパーソン向けのリアルタイム文章補完AIサービス「AIライターくん」のベータ版をリリースしました。入力中の文章の続きを約1秒で予測・提案してくれる「高度な予測変換ツール」として、日々の文書作成業務の効率化を支援します。
ポイント
- 1入力中の文章の続きを約1秒でリアルタイムに予測・提案
- 2報告書やメールなど、ビジネスシーンに特化した文章生成
- 3個人の書き癖学習やChrome拡張機能など、今後の機能拡張も予定
“文章版Copilot”で日々の業務を効率化
株式会社Galirageが発表した「AIライターくん」は、ユーザーが入力している文章の文脈を読み取り、次に続く文章をリアルタイムで提案するAIアシスタントツールです。同社は、エンジニアの開発効率を飛躍的に向上させた「GitHub Copilot」のような体験を、ビジネス文書作成の世界にもたらすことを目指していると説明しています。
このツールは、報告書や依頼文、お礼のメールといった定型的ながらも丁寧さが求められる文章作成の場面で特に力を発揮します。文章の骨組み作成から細かな言い回しの調整まで、AIが適切な候補を提示することで、テキストコミュニケーションにかかる時間を大幅に削減できるとしています。
ユーザーの負担をゼロに近づける多彩な機能
「AIライターくん」には、過去のやりとりを踏まえた一貫性のある文章生成や、補完する文章の長さ・丁寧さを調整する機能が搭載されています。また、「依頼」「報告」「謝罪」といった目的別のテンプレートを自動で選定する機能もあり、文章の構成に悩む時間を減らすことができます。
同社は、多くのビジネスパーソンが抱える「時間的貧困」という課題、つまり日々の雑務に追われて本来集中すべき業務に時間を割けない現状を問題視。このサービスを通じて「書くこと」の負担を限りなくゼロに近づけ、一人ひとりの生産性向上に貢献したい考えです。
今後の展望とエンタープライズ向けプラン
「AIライターくん」のベータ版は現在、すべての機能が完全無料で利用可能です。今後は、Google Chromeの拡張機能としての提供や、ユーザー個々の書き癖や言葉選びを学習して最適化する機能、職種別にチューニングされたテンプレートの実装などが予定されています。
また、セキュリティを重視する大企業向けには、自社サーバー内に導入可能な「エンタープライズプラン」も用意。入力データがAIモデルの学習に使用される心配なく、高いセキュリティ水準で社内に展開できるとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
文章作成はAI、人間はより創造的な仕事へ、という流れが加速しそうですね。まずは無料で試せるのが嬉しいポイントです。自分の文章作成がどれだけ効率化されるか、一度体験してみる価値はありそうです。

















