
MojiがAI利用評価クラウド提供、生成AIの社内利用を台帳化し監査対応
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Moji株式会社は、企業における生成AIの利用状況を評価・台帳化する「AI利用評価クラウド」の提供を開始しました。ChatGPTやClaudeなど多様なAIサービスの利用実態を可視化し、リスク評価や監査レポート作成を支援します。生成AIの業務活用が広がる一方で、企業が把握しきれないシャドーAIの増加が課題となっていました。本サービスは、AI利用を一律に禁止するのではなく、安全な活用を促すガバナンス基盤として機能します。
ポイント
- 1ブラウザ拡張でChatGPTやClaude等の利用シグナルを収集し、部門別に可視化
- 2AIサービスごとのリスク評価と社内ポリシー照合で、許可・注意・禁止を整理
- 3AI利用台帳や監査レポートを自動生成し、情シス・法務の負担を軽減
AI利用シグナルを集約し、利用実態を可視化
本サービスは、Google ChromeやMicrosoft Edge向けのブラウザ拡張機能を提供します。社員がChatGPTやClaude、Gemini、Perplexity、Microsoft Copilotなどの生成AIサービスを利用した際に、利用日時や入力文字数、ファイル添付の有無といったシグナルを収集します。入力内容そのものは保存せず、プライバシーに配慮した設計です。これにより、どの部門でどのAIサービスが使われているかを把握できます。今後はMicrosoft 365やGoogle Workspace、Slack、GitHub、SASE/CASB製品など既存ログとの連携も拡大し、企業がすでに持つデータをAI利用評価に活用できるようにする予定です。
リスク評価と社内ポリシー照合で安全な利用を誘導
「AI利用評価クラウド」は、各生成AIサービスについて、入力データの学習利用有無やデータ保持期間、法人向け管理機能の有無といった観点からリスクを評価します。その評価結果と企業ごとのAI利用ルールを照合し、許可すべき利用、注意すべき利用、禁止すべき利用を整理します。これにより、情シスや法務、セキュリティ部門は、現場のAI活用を安全な方向へ導けます。また、未承認のAIサービス利用を検知した場合には、管理画面での把握に加え、利用者への注意喚起も可能です。
台帳とレポートで監査・経営報告を効率化
本サービスは、利用AIサービス名や利用部門、承認状態、リスク評価、管理責任者などを一元管理するAI利用台帳を自動生成します。さらに、部門別の利用状況や高リスク利用件数、改善傾向などをまとめたレポートを作成でき、社内監査やISMS対応、経営会議向けの報告資料として活用できます。これにより、生成AIのガバナンスに必要な情報を関係部門で共有しやすくなります。
代表コメントと今後の展開
Moji株式会社の代表取締役である鎌野里樹氏は、「生成AIは生産性を高める一方、利用実態が分からないままでは情報漏えいなどのリスクを管理できません。ログを取得していても、利用可否の判断や監査に活かせていない企業が多いのが現状です。私たちは、生成AIを禁止するのではなく、安全に使える環境づくりが重要だと考えています」と述べています。同社は今後、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどとの連携拡大に加え、リスク評価データベースや利用申請ワークフローの強化を進め、AIガバナンス基盤としての機能を拡充していく方針です。
Q&A
Q. AI利用評価クラウドとはどのようなサービスですか?
A. 社内で使われるChatGPTやClaudeなどの生成AIサービスについて、利用状況の可視化やリスク評価、台帳管理、監査レポート作成をまとめて行えるクラウドサービスです。
Q. 社員のAI利用を監視するツールとは何が違いますか?
A. 利用を一律に禁止するのではなく、企業のルールに沿って安全な使い方を促すことを目的としています。入力内容は保存せず、プライバシーにも配慮した設計です。
Q. どのような企業に適していますか?
A. 生成AIの利用ルールはあるが実態管理が追いついていない企業や、情シス・法務・セキュリティ部門が協力してAIガバナンスを進めたい企業に向いています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
ブラウザ拡張でAI利用シグナルを収集し、許可・注意・禁止を整理できるのは実務に直結しますね。情シス担当が監査レポート作成の手間を減らせそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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