
GenX AI OCRに「EXCELA」追加 読み取り結果をExcel帳票へ転記
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GenXは2026年9月24日、AI OCRサービス「GenX AI OCR」に、読み取り結果を既存のExcel帳票へ転記する「EXCELA」を追加したと発表しました。OCR項目とセルの対応を設定し、数式・書式・結合セルを保持しながらxlsxファイルを生成します。画像や図形は保持されず、数式の事前設定や出力後の体裁調整が必要な場合があります。
ポイント
- 1GenX AI OCRの読み取り結果を、既存のExcelテンプレートへ直接転記
- 2OCR項目とセルの対応付けを保存し、同じ様式の帳票で再利用
- 3数式・書式を保持する一方、図形・画像は非対応で最終調整が必要
OCRの読み取り後に残る転記を減らす
AI OCRで帳票を読み取っても、社内指定のExcel様式への転記が手作業で残る場合があります。EXCELAは、既存のxlsxテンプレートの必要なセルへ値を書き込む機能です。元の帳票を作り直さずに、読み取り結果を社内の様式へ反映します。
最初にOCR項目とセル・明細列の対応を設定します。保存した設定は再利用でき、次回以降は対象の読み取り結果を選んで出力します。初回の設計はGenXの担当者が現場の担当者と進めるとしています。
保持できる要素と出力時の制約
テンプレートの各要素は、次のように扱います。
| 要素 | EXCELAでの扱い | 事前の確認点 |
|---|---|---|
| 数式・関数 | 未編集セルの数式を保持 | 必要な全行に数式を入れておく |
| 集計式 | 明細行の増減に合わせて参照範囲を延長 | 自社の様式で計算結果を確認 |
| 結合セル | 結合範囲を保って所定の位置へ書き込み | OCR項目とセルの対応を設定 |
| 書式 | フォント・背景色・数値書式を保持 | 明細行は1行目の書式を継承 |
| 図形・貼り付け画像 | 出力ファイルに保持されない | 罫線やセル書式で表現したものは残る |
金額から円記号やカンマを除く、税込額へ換算する、単位やコードを置き換えるなどの整形も設定できます。明細の件数に合わせた行の増減のほか、固定の枠へ順番に配分する方法を選べます。複数の読み取り結果を1つのExcelへまとめることもできます。
転記は設定に従って実行、読み取り結果は確認が必要
Excelへ転記する工程ではAIを使わず、設定した対応表と変換ルールに従って値を配置します。その前段の文字の読み取りにはGenX AI OCRを使い、利用者が結果を確認・修正します。
出力前には値が入る項目と空の項目を一覧で確認できます。元の帳票に存在しない項目は「該当なし」と表示します。転記がルールどおりでも、読み取り結果や設定が正しいかの確認は必要です。
先行導入の用途と利用条件
同社によると、設備・内装工事と不動産の2社で先行導入が進んでいます。工事の見積書を自社様式へ組み直す現場では、担当者から完成した見積書の7割程度まで自動入力できるとの評価があったとしています。全利用者で同じ割合を保証するものではありません。
不動産の事例では、台帳や申込書など複数の書類から、契約書のExcel様式に必要な値を集めています。
読み取り元に使えるのはPDFまたは画像です。元データがExcelの場合は、PDF化またはスクリーンショットが必要です。これは、出力先のテンプレートとしてxlsxを登録する工程とは異なります。ページをまたぐ項目の整理や区切りごとの小計など、細かな体裁には担当者の最終調整が残ります。
EXCELAはGenX AI OCRの利用者向けに提供します。料金などの詳細条件は問い合わせが必要で、未導入の企業も実際の帳票を使った試用を相談できます。
Q&A
Q. EXCELAとは何ですか?
A. GenX AI OCRの読み取り結果を、既存のExcelテンプレートの指定セルへ転記する機能です。対応付けを保存して再利用できます。
Q. テンプレートの内容はすべて残りますか?
A. セルの数式・書式・結合は保持しますが、図形や貼り付け画像は残りません。必要な行にはあらかじめ数式を入れ、出力後の確認も行います。
Q. 元のExcel書類をそのまま読み取れますか?
A. 読み取り元はPDFか画像です。ExcelはPDF化などが必要ですが、転記先のテンプレートにはxlsxファイルを登録します。
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O!Productニュース編集部からのコメント
普段のExcel様式へ値を入れられると、OCRの後に残っていた転記を減らせそうです。自社の帳票に図形や画像がある場合は、試用時に出力後の体裁まで確かめておきたいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
