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Wrike、AIエージェントと新ホワイトボード機能を発表。アイデア創出から実行までを支援
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Wrike、AIエージェントと新ホワイトボード機能を発表。アイデア創出から実行までを支援

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業務管理プラットフォームを提供するWrikeは、年次ユーザーカンファレンス「Collaborate 2025」にて、AIを活用した一連の新機能を発表しました。チームのワークフロー自動化や迅速な意思決定を支援し、人とAIが協働する未来の働き方を提示する内容となっています。

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ポイント

  • 1
    ノーコードで誰でもカスタムAIを構築できる「エージェントビルダー」を導入
  • 2
    買収したKlaxoonの技術を統合したビジュアルコラボレーションツール「Wrike Whiteboard」
  • 3
    テンプレート共有やパッケージ型ソリューションなど、大企業向けの機能も強化

AIが業務を自動化する「AIエージェント」

今回の発表で特に注目されるのが、ノーコードでカスタムAIエージェントを設計・展開できる「エージェントビルダー」です。専門知識がなくても、自然言語を使って業務を自動化するAIエージェントを作成でき、チームの状況に合わせて動作や実行内容を管理することが可能になります。

また、すぐに使える既製のAIエージェントも提供されます。受信タスクの優先順位を自動で設定する「順位付けエージェント」や、プロジェクトの潜在的なリスクを警告する「リスク監視エージェント」などがあり、導入後すぐに業務効率の向上が期待できます。

アイデア出しから実行までをシームレスに

Wrikeは今年初めに買収したKlaxoon社の技術を活かし、プラットフォーム内に完全に統合された「Wrike Whiteboard」を発表しました。これにより、チームはリアルタイムでブレインストーミングやアイデアの整理をWrike内で行えるようになります。

このホワイトボード上では、AI機能を使ってアイデアを分類・整理したり、Wrikeのダッシュボードを直接埋め込んでデータに基づいた議論を行ったりすることが可能です。アイデア創出の段階から実行管理までを、一つのプラットフォームでシームレスにつなぐことを目指しています。

大企業向けの機能強化も

このほか、Wrikeはエンタープライズ向けの機能も強化しました。専門家が作成したテンプレートを共有できる「ソリューションセンター」や、マーケティングや製品開発といった特定の業務に特化したパッケージ型ソリューション「ソリューションスイート」などを発表。これにより、大企業における迅速な導入や、組織全体でのベストプラクティスの展開を支援します。

Wrikeはこれらのイノベーションを通じて、AIと人間の創造性が融合する新たな働き方を提案し、組織がアイデアの着想から実行までを一気通貫で進められるよう支援していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

業務管理ツールが「タスク管理」から「業務プロセス全体の司令塔」へと進化していく流れを感じます。特にノーコードでAIをカスタマイズできる点は、専門家でなくても現場主導の業務改善を進める可能性を秘めていそうです。

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