
FortiGate運用をAIが支援、セキュアヴェイルが月額9800円の新サービス『AI-SOC』を提供開始
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ITセキュリティ専門企業の株式会社セキュアヴェイルが、中小企業などが抱えるセキュリティ運用の課題に対応するため、AIを活用した新サービスを発表しました。人気のファイアウォール「FortiGate」シリーズの運用に特化したSOC(セキュリティ運用サービス)『AI-SOC for FortiGate』を、2025年12月1日より提供開始します。
ポイント
- 1月額9,800円の低価格で本格的なセキュリティ運用を実現
- 225年の運用経験を持つ専門家の知見とAIによるログ分析を融合
- 3セキュリティ担当者不在の中小企業やクリニックに特化したサービス設計
AIと専門家の知見で、中小企業のセキュリティ運用を支援
株式会社セキュアヴェイルは、FortiGateシリーズ向けの新たなセキュリティ運用サービス『AI-SOC for FortiGate』の提供を2025年12月1日より開始すると発表しました。最大の特長は、月額9,800円という低価格で、24時間365日の監視サービスが受けられる点です。
近年、企業の規模を問わずサイバー攻撃の脅威は増大していますが、多くの中小企業やクリニックでは、専任のセキュリティ担当者を置くことが難しいのが実情です。結果として、外部からの不正アクセスや内部不正への対応が後手に回り、事業に深刻な影響を及ぼすケースも少なくありません。
25年のノウハウをAIに継承
この新サービスは、同社が25年にわたり培ってきたSOCサービスの運用ノウハウと、グループ会社が開発したAIログ分析機能を組み合わせることで生まれました。FortiGateを通過する全ての通信をAIが分析し、外部からの攻撃や内部からの不正な通信による情報漏えいの可能性を検知すると、速やかにアラートで通知する仕組みです。
サービスには、AIによるアラート通知のほか、月次の分析レポート提供、インターネット経由でのログ収集・保管が含まれます。また、オプションでログの長期保管や、FortiGateのOSバージョンアップサービスなども提供されます。対象となるのはFortiGate 30、40、50の各シリーズで、同社は今後、販売パートナーの募集も進めていく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
セキュリティ対策は重要と分かっていても、コストや人材面で二の足を踏む中小企業は多いはずです。AI活用で専門家の知見を安価に提供するこのモデルは、そうした企業の強力な味方になりそうですね。










