
ラウンチャーズ、AIに保守の前提情報を渡す「IceShore」提供開始
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株式会社ラウンチャーズは、構成管理プラットフォーム「IceShore(アイスショア)」の提供を開始しました。業務ユースケースを構成情報として保存し、チームと接続したAIで共有する仕組みです。担当者やAIが替わった際にも、システム保守の前提情報を引き継ぐことを目指します。Claude Codeなど7種類の接続設定を用意し、Free・Team・Businessの3プランで提供します。
ポイント
- 1ラウンチャーズがAIとつなぐ構成管理基盤「IceShore」を提供開始
- 2接続したAIが業務ユースケースを整理し、変更時の影響調査を支援
- 3構成情報のチーム共有とADL書き出しに対応、3プランを用意
業務ユースケースを共有し、AIの保守判断を支援
株式会社ラウンチャーズは、構成管理プラットフォーム「IceShore(アイスショア)」の提供を開始しました。システムの資料やコードから、業務で何をしているかを示すユースケースを、接続したAIが整理します。システムが増えた際、担当者や利用するAIが替わっても、保守に必要な前提情報を共有する仕組みです。
IceShoreはMCPサーバーとして、AIによる情報の読み取りや構成情報の作成・取得を支援します。ユースケースはアーキテクチャ記述言語のADLで保存され、図として表示されます。担当者は図を見て、AIの理解や情報の不足を確認できます。保守の前提となる業務ユースケースを、チームと接続したAIで共有する点が中心機能です。
接続用の設定はClaude Code、Claude Desktop、Codex、Cursor、Cline、Copilot、Windsurfの7種類を用意しています。変更の影響について、業務影響・処理影響・外部波及をAIに尋ねる使い方を想定しています。回答するのは接続先のAIであり、回答の品質は利用するAIにも依存します。

出典: ラウンチャーズ(IceShoreのADLから表示したユースケース図の例)
資格情報のマスキングとチーム内のアクセス管理
IceShoreは、APIキーやパスワード、JWT、接続文字列などの資格情報の値を、保存前に検知してマスクする仕組みを備えています。一方、公式のデータ管理説明では、ADLに個人情報や実際の資格情報を書かないことも求めています。マスキングを、秘密情報を自由に投入できる保証と捉えない運用が必要です。
通信はTLS 1.2以上で暗号化し、保存データはAWS KMSを用いて暗号化します。MCP接続の認証にはOAuth 2.1とPKCEを採用しています。AIがアクセスできるのは、そのユーザーが閲覧できるワークスペースの情報です。
TeamとBusinessではメンバーを招待し、構成情報を共有できます。監査ログの保持期間はFreeとTeamが30日、Businessが12か月です。
3プランの料金と無料試用の条件
日本向けには、次の3プランを用意しています。有料プランは契約するシート数で課金され、空きシートも課金対象です。
| プラン | 日本向け料金(税込) | 主な利用条件 | 監査ログ |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 1ユーザー、図の数は無制限 | 30日 |
| Team | 1シート月額3300円 | メンバー招待・共有、メンバー一覧のCSV出力 | 30日 |
| Business | 1シート月額6600円 | メンバー一括更新、権限・監査ログのCSV出力 | 12か月 |
有料プランは1シートから契約できます。14日間の無料試用は1シートで、クレジットカードの登録は不要です。試用後は自動でFreeに移行し、有料契約へ自動移行することはありません。
Freeでは閲覧専用のMCPゲストを3件まで登録できます。有料プランのゲスト上限は1シートあたり3件です。図の履歴など、利用できる機能はプランによって異なります。
ADL書き出しと有料終了後のデータの扱い
保存した構成情報は、AIを通じてADL形式で取り出せます。ADLの仕様はReindeerプロジェクトがApache License 2.0で公開しています。これはデータ形式の仕様のライセンスであり、IceShore自体をオープンソースとして公開したという意味ではありません。
有料プランを終了しても、ワークスペースとデータは保持されます。既存メンバーによる閲覧と書き出しは引き続き利用できますが、有料終了後は編集が無効になり、新しいメンバーの招待もできません。それまでの共有リンクも無効になります。保存データが残ることと、編集機能を継続できることは分けて確認する必要があります。
Q&A
Q. IceShoreとは何ですか?
A. 業務ユースケースを構成情報として保存・共有し、接続したAIに保守の前提情報を渡すプラットフォームです。図でAIの理解も確認できます。
Q. どのAIと接続できますか?
A. Claude CodeやCodex、Cursorなど7種類の接続設定を用意しています。保守について回答するのは接続先のAIです。
Q. 有料プランをやめるとデータは消えますか?
A. データとワークスペースは残り、既存メンバーは閲覧・書き出しを続けられます。ただし編集、新規招待、以前の共有リンクは利用できません。
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O!Productニュース編集部からのコメント
構成情報をADLで書き出せるので、担当者の交代時にも記録を渡しやすそうです。引き継ぎ前に内容を確認する手順を決めておきたいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
