
ルートコンパスAI、集荷・配送ルート計画を自動化するAIサービスを提供開始
公開日:
common株式会社は、集荷・配送のルート計画を自動で作成するAIサービス『ルートコンパスAI』の提供を開始しました。2024年問題によりドライバーの労働時間規制が強化され、従来の配車計画では法令遵守と効率の両立が難しくなっています。このサービスは、複雑な条件のもとでも法令を守りつつ、輸送コストが最小になる計画を数十秒で自動生成します。熟練者の経験に頼っていた配車業務を標準化し、現場の負担を軽減します。
ポイント
- 1熟練者が3時間かける配車計画をAIが数十秒で自動作成し、作業時間を約8割削減
- 2拘束時間や運転時間の上限など2024年問題の法令を自動で遵守した計画を出力
- 3複数拠点や異なる締切時刻など現場の複雑な条件をそのまま反映し、総コストを最小化
配車計画業務の課題とAIの役割
2024年4月の改善基準告示改正により、ドライバーの拘束時間や運転時間に上限が設けられました。同じ量の荷物を運ぶためには、より多くの車両や人員が必要になり、従来の配車計画では法令を守りながら効率を保つことが困難になっています。また、集荷先や配送先が複数あり、締切時刻や車両の制約が絡む配車計画は、特定の熟練担当者の経験と勘に頼っているケースが多く見られます。担当者の不在や退職が事業継続のリスクとなっており、Excelと手作業での運用では、当日の数量変更やトラブル時の再計画に多くの時間を要していました。
ルートコンパスAIが提供する機能
『ルートコンパスAI』は、数理最適化とAIを組み合わせ、複雑な業務ルールと法令をすべて満たした上で、総コストが最も小さくなる集荷・配送計画を自動で作成します。輸送費や労務費、拠点作業費、遅延ペナルティを統合的に評価し、毎朝自動で最適な計画を生成します。所要時間は数十秒で、当日の急な変更にもすぐに再計画が可能です。また、拘束時間や連続運転時間、休息期間といった改善基準告示の各基準を計画に組み込むことで、法令を満たした計画だけを出力し、意図しない違反を防ぎます。
現場の複雑さをそのまま反映
このサービスは、複数の拠点や集荷先・配送先、配送先ごとに異なる締切時刻、自社便と取引先手配便の混在など、現場の複雑な条件を簡略化せずにモデル化できます。これにより、無理な前提を置くことなく、現実に即した計画を作成できます。また、熟練担当者が持つ暗黙のルールをデータとして整理・反映することで、担当者が不在でも一定の品質を維持でき、後任の育成や業務引き継ぎの負担も軽減します。
今後の展開
common株式会社の代表取締役である石川毅志氏は、「物流の現場では、法令を守りながらコストを抑え、締切にも間に合わせるという難しい判断が毎日求められています。『ルートコンパスAI』は、その難しさをAIが引き受け、誰もが安心して使える“頼れる相棒”となることを目指しました」とコメントしています。同サービスはSaaSとして提供され、主要ブラウザに対応するほか、API連携も可能です。ランディングページではトライアル版の利用を受け付けています。
Q&A
Q. ルートコンパスAIとは何ですか?
A. 集荷・配送のルート計画をAIが自動で作成するサービスで、法令を守りながら総コストが最小になる計画を数十秒で出力します。
Q. 従来の配車計画と何が違うのですか?
A. 熟練者が3時間かけて手作業で行っていた計画を数十秒で自動生成し、作業時間を約8割削減できる点が異なります。
Q. 誰向けのサービスですか?
A. 物流事業者だけでなく、メーカーの部品調達や卸・小売の店舗配送など、集荷・配送を伴うあらゆる業種が対象です。
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O!Productニュース編集部からのコメント
熟練者が3時間かけていた配車計画を数十秒で自動生成できるのは大きいですね。物流の2024年問題に直面する現場の負担がだいぶ減りそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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