
ビザスク、AIによる専門家マッチング「AI Scout」を本格提供。提案を数日から5分に短縮
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株式会社ビザスクは、米国チームが開発したAIによるエキスパートマッチングシステム「AI Scout」の提供を開始しました。同社が2年間社内で運用・検証を重ねてきたシステムで、コンサルティングファームや事業会社からの専門家紹介依頼に対し、約5分で初期候補リストを提示できます。新規事業の調査や投資判断など、スピードが求められる場面での意思決定支援が強化されます。
ポイント
- 1専門家紹介の初期提案を、従来の数時間〜数日から約5分に短縮
- 275万人超の登録エキスパートから、AIが即座に適合候補を選定
- 32年間の自社運用で精度を高め、24時間365日の対応を実現
迅速な意思決定を支援するAIマッチング
ビザスクは、企業の新規事業開発や投資判断に必要な一次情報の取得を支援するナレッジプラットフォームを運営しています。従来は社内リサーチチームが依頼内容を分析し、75万人を超える登録エキスパートから最適な専門家を提案する「フルサポート形式」が中心でした。
今回提供を開始する「AI Scout」は、このプロセスの初期段階をAIが担うシステムです。クライアントが送るインタビュー要件をAIが分析し、適合度の高い専門家の初期リストを自動で作成します。これにより、プロジェクト開始までのリードタイムが大幅に短縮され、クライアントはより本質的な要件設計や戦略判断にリソースを集中できるようになります。
2年の実証運用で精度を向上
「AI Scout」は、ビザスクの米国チームが主導して開発し、過去2年間にわたり社内業務で実証運用を続けてきました。人間が最終判断を行う「Human-in-the-loop」体制でAIモデルの精度向上を図り、複雑なプロジェクト要件を理解する能力を学習させてきました。
同社代表取締役CEOの端羽英子氏は、「AI Scout」について、単なる効率化ツールではなく事業基盤に組み込んだAI活用の一環と説明しています。同社は2025年4月にChief AI Officerを任命するなど、早くからAIを中核に据えた事業構築を進めてきました。
グローバル市場での競争力強化へ
ビザスクは、「AI Scout」を国内外のクライアントに向けて順次提供を拡大していく方針です。同社は、長年蓄積した膨大なマッチングデータと運用ノウハウをAIモデルに統合することで、グローバル市場における競争力の構築を目指しています。
Q&A
Q. AI Scoutとは何ですか?
A. ビザスクが提供する、AIが専門家紹介の初期候補を自動で選定するシステムです。依頼から約5分でリストを提示できます。
Q. 従来のサービスとどう違うのですか?
A. これまでは社員が数時間から数日かけて候補者を選んでいましたが、AI Scoutではその初期プロセスが自動化され、24時間いつでも依頼に対応できます。
Q. どのような企業が利用するのでしょうか?
A. 新規事業の市場調査や投資判断で、迅速に専門家の意見が必要なコンサルティングファーム、金融機関、事業会社などが想定されています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
2年間の社内実証で精度を高めてからリリースしたのが堅実な印象です。海外展開を視野に入れた企業の、市場調査の初期スピードが一段上がりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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