
Genspark、自社初のAIモデル「Gen-1 Slides」を発表
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Genspark株式会社は2026年9月11日、資料生成に特化した自社初のAIモデル「Gen-1 Slides」を発表しました。AIスライドのStandardモードのデフォルトモデルとして、個人・法人の全プランに現行価格のまま適用されます。同社の検証では、Claude Opus 5と同等のユーザー評価を得ながら、入力トークン価格や資料1本あたりの処理コストを低減したとしています。ユーザーコンテンツは学習に使わず、同社が作成した約2,000件のタスクで追加学習しました。
ポイント
- 1Gensparkが資料生成に特化した自社初のAIモデルを発表
- 2同社検証でClaude Opus 5と同等の評価、処理コストを低減
- 3個人・法人の全プランで現行価格のままStandardモードに採用
発表の背景
ビジネスパーソンが日常的に行う資料作成は、これまで汎用のフロンティアモデルに委ねられてきました。しかし、汎用モデルはプレゼンテーション資料の品質に十分に最適化されておらず、レイアウト崩れや出典不明な情報が含まれるといった課題が残っていました。
Gensparkは、コストを抑えつつ安全で質の高いアウトプットを提供するため、オープンエコシステムに注力してきました。2026年7月にはNVIDIA社やMicrosoft社などとともに「Open Weights and American AI Leadership」に署名し、オープンで責任あるAIエコシステムの構築を目指しています。こうした背景から、同社はAIスライドを大規模に運用してきた実績とユーザーフィードバックを活かし、資料作成に特化したモデルの自社開発に踏み切りました。
Gen-1 Slidesの概要
Gen-1 Slidesは、1つのリクエストからそのまま使えるプレゼンテーションを生成することに特化したモデルです。オープンウェイトの基盤モデルであるMiniMax M3をベースに、GensparkのAIスライド本番環境内での強化学習による追加学習を行いました。デッキの計画、ページ生成、描画、自己修正のサイクルを数十ターン繰り返して品質を磨き上げています。
ユーザーコンテンツは学習データに使用せず、自社で作成した約2,000件のスライド作成タスクを用いて学習しました。
品質とコストの検証
Gensparkによる検証では、9つの評価項目のうち8項目で首位、全項目で上位2位以内となったとしています。実本番タスク157万件での平均ユーザー評価はGen-1 Slidesが4.25、Claude Opus 5が4.23でした。
同社が示したモデルのコスト比較は以下の通りです。
| 比較項目 | Gen-1 Slides | Claude Opus 5 |
|---|---|---|
| 入力100万トークンのリスト価格 | 約0.30米ドル | 約5.00米ドル |
| 資料1本あたりの実測コスト | 約0.44米ドル | 約4.16米ドル |
入力トークンのリスト価格では約1/17、資料1本あたりの実測コストでは約1/10となります。これらは同社発表のモデル処理コストの比較で、利用者向けプラン料金が1/17になるという意味ではありません。Gen-1 Slidesは個人・法人の全プランに、現行価格のまま自動的に適用されます。
品質検証の透明性と今後の展開
Gensparkは、品質を次の4つの方法で検証したと説明しています。
- 内製の評価システム
- 公開ベンチマーク「PPTAgent」「UniPPTEval」
- 人間によるブラインドレビュー
- 実ユーザーの本番タスクでのフィードバック
検証に使用した評価ツールは公開し、同じ基準で資料を採点できるようにする方針です。追加学習後のモデルはGenspark独自のプロプライエタリモデルで、同社によると推論は自社インフラ上で完結し、顧客データがベースモデル提供元に送信されることはありません。
本モデルはFireworks AIとの共同開発です。今後はスプレッドシート、文書、リサーチなどにも、各分野に特化したGen-1ファミリーのモデルを順次投入する予定です。
Q&A
Q. Gen-1 Slidesとは何ですか?
A. Gensparkが開発した、プレゼンテーション資料の生成に特化した自社初のAIモデルです。指示に応じたスライドの生成を支援します。
Q. 誰が利用できますか?
A. 個人・法人の全プランで、AIスライドのStandardモードのデフォルトモデルとして、現行価格のまま利用できます。
Q. コスト約1/17とは何を指しますか?
A. 同社が発表した、Claude Opus 5との入力トークンのリスト価格比較です。利用者向けのプラン料金の値下げ率ではありません。資料1本あたりの実測処理コストでは約1/10としています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
資料生成に特化したモデルが標準モードに入ると、営業担当者が提案資料の下書きを試しやすそうです。普段使う指示で、修正にかかる時間を比べてみたいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
