
ROUTE06、リーダーの判断基準をAI化する「意思決定支援AI」を発表
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株式会社ROUTE06は、同社が提供するAI要件定義ツール「Acsim」に、リーダーの思考を再現する「リーダーズAI」を組み合わせた新ソリューション「意思決定支援AI」を発表しました。要件定義におけるレビューや意思決定が特定の経験者に依存し、属人化しがちな課題を解決するのが目的です。このAIは、自社のリーダーならどう判断するかを模倣したアドバイスを提供し、合意形成のスピードを上げます。
ポイント
- 1リーダーの思考パターンをAIが学習し、要件定義書のレビューを支援
- 2チャットツールから気軽に相談でき、レビュー待ち時間を削減
- 3属人化していた判断ノウハウを、組織の共通資産として蓄積可能に
背景:属人化するレビューがプロジェクトの足かせに
システム開発の上流工程である要件定義では、成果物の品質を左右する重要な判断が多く発生します。しかし、その判断は経験豊富な上長やベテラン社員に依存しがちです。ROUTE06の調査では、9割以上が要件定義の属人化を実感しており、レビュー待ちによるプロジェクトの停滞や、判断ノウハウが暗黙知のまま失われることが課題となっていました。
「自社のリーダー」の視点でセルフレビューを実現
今回発表された「意思決定支援AI」は、DeNA AI Linkが提供する「リーダーズAI」の技術を活用します。まず、特定のリーダーへのインタビューや企業資料をもとに、その人の判断基準や価値観をAIが学習します。ユーザーは「Acsim」で作成した要件定義書や業務フローについて、TeamsやSlackなどの普段使いのチャットから、このAIに相談できます。
AIは、一般的な論理チェックに加え、「自社のリーダーならどう指摘するか」という視点でアドバイス。提出前にセルフレビューができるため、手戻りを減らせます。また、指摘されそうな論点を事前に洗い出したり、考えている方針についてAIと「壁打ち」したりする機能も備えています。
組織の判断ノウハウを資産化し、育成にも活用
ROUTE06取締役でAcsim事業責任者の松本 均氏は、「属人化していた判断軸をAIで再現でき、現場の壁打ちや方針決定が格段にスムーズになると考えています」とコメント。この仕組みにより、個人に依存していた暗黙知がAIを通じて形式知化され、組織の共通資産として蓄積されていきます。これは、後継者育成やノウハウの引き継ぎを容易にする効果も期待されます。
まずは要件定義領域での支援から開始し、将来的には提案書作成や業務設計など、より広い意思決定シーンへの展開を予定しています。
Q&A
Q. 「意思決定支援AI」とは何ですか?
A. 自社のリーダーが持つ判断基準をAIが学習し、要件定義書などのレビュー時に「そのリーダーならどう考えるか」を模倣してアドバイスしてくれるツールです。
Q. 普通のAIレビューと何が違うのでしょうか?
A. 一般的な文法や論理のチェックだけでなく、自社独自の価値観や、特定のリーダーが重視する視点に基づいたフィードバックを得られる点が特徴です。
Q. 具体的にどのように使うのですか?
A. ユーザーは、普段使っているTeamsやSlackなどのチャットツールから、AIに質問や相談を投げかけます。作成中の資料を貼り付けて「この方針で大丈夫か」と尋ねるような使い方が想定されています。
関連リンク
- 株式会社ROUTE06「『要件定義』の課題についての実態調査」(2025年10月実施)
- https://dena-ailink.com/service/leaders-ai
- https://ai.acsim.app
- https://route06.com/jp

O!Productニュース編集部からのコメント
このリーダーならどう言うかをAIに聞けるのは、新人や別部署の担当者には特に有用そうです。レビュー前の不安を減らし、会議の生産性を上げられそうな機能ですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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