ユサコ、オフライン生成AI「Sovereign GaiXer」を研究機関向けに販売
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ユサコ、オフライン生成AI「Sovereign GaiXer」を研究機関向けに販売

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ユサコ株式会社は10月7日、FIXERが開発する生成AIアプライアンス「Sovereign GaiXer」の取り扱いを開始しました。大学・研究機関や企業の研究開発部門向けに、組織内に設置した本体で生成AIを実行します。インターネットに接続せず、入力データを外部のAIサービスに送らない運用に対応します。本体と3年保証を含む一括購入型で、価格は380万6400円税抜です。

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注目ポイント

  • 1
    インターネット非接続で動作し、入力データを組織内の本体で処理
  • 2
    本体と3年保証を含む一括購入型で、利用量や利用者数による従量課金なし
  • 3
    128GBの共有メモリを備え、最大2000億パラメータの量子化LLMに対応

研究現場の生成AI活用を阻む二つの課題

学術研究や研究開発の現場では生成AIの活用が急速に広がっています。一方で、大学・医療機関・研究機関では、未発表の研究データや患者データなどの機密情報を外部の生成AIサービスに入力することを制限するガイドラインの整備が進んでいます。入力したデータがどこで処理・保存され、どのように扱われるかを利用者側で管理できないことが、研究データへのAI活用を妨げる大きな要因となっています。

また、クラウド生成AIの多くは利用量に応じた従量課金です。利用が増えるほど費用が膨らみ、翌年度以降の費用を見通しにくいという課題があります。加えて、研究費や年度予算の多くは年度内の執行を前提としているため、複数年にわたって支払いが続く継続課金サービスは調達しにくいという事情もあります。

組織がデータを自ら管理する「ソブリンAI」

Sovereign GaiXerは、学内LANなどの組織内ネットワークに設置し、インターネットに接続せずに利用できます。入力したデータは本体内で処理され、外部のAIサービスには送信されません。未発表データや要配慮個人情報を含む患者データも、組織の管理下に置いたまま、要約・分析・文献との比較などに活用できます。ネットワークから切り離した完全なオフライン環境でも動作します。

一括購入型で費用を確定

価格と課金条件は次のとおりです。

項目発表された条件
本体・3年保証込みの価格380万6400円税抜/418万7040円税込
支払い方式一括購入
利用量・ユーザー数による課金追加費用なし
別途の導入費用不要
複数台の導入別途相談

利用量に応じた従量課金ではなく、設備備品として年度予算での購入を案内しています。追加費用がないという説明は、利用量とユーザー数に応じた課金についての条件です。公式製品ページでは、個別アプリケーションを追加で導入する場合は別途費用が発生すると案内しています。

手のひらサイズで大規模言語モデルを実行

主なハードウェア仕様は次のとおりです。

項目仕様
基盤機器Lenovo ThinkStation PGX
アーキテクチャNVIDIA Blackwell
AI演算性能最大1ペタFLOPS(FP4精度時)
共有メモリ128GB LPDDR5x
実行するLLMの規模最大2000億パラメータ(量子化モデル)
ストレージ4TB NVMe SSD
本体サイズ・質量約150×150×50.5mm/約1.2kg
電源AC電源、240W電源アダプタ

CPUとGPUがメモリを共有する構成です。量子化モデルを組織内で実行するための機器として、専用サーバールームを必要としないサイズを特徴に挙げています。

https://storage.googleapis.com/oproduct-bucket/articles/part/image/70756_1791570020.webp

出典: ユサコ(PR TIMES掲載のSovereign GaiXer本体画像)

開発元と導入実績

Sovereign GaiXerは、株式会社FIXERが開発したオンプレミス型の生成AIアプライアンスです。Lenovo ThinkStation PGXを基盤とし、NVIDIA Blackwellアーキテクチャを採用しています。自治体や医療機関で導入されています。

Q&A

Q. Sovereign GaiXerとは何ですか?

A. FIXERが開発した生成AI専用機器です。インターネットに接続せず、組織内の本体でデータを処理して要約や分析に使います。

Q. 利用量に応じた課金はありますか?

A. 本体と3年保証を含む一括購入型です。発表では、利用量やユーザー数に応じた追加費用と別途の導入費用は不要と説明しています。

Q. どの規模のLLMを実行できますか?

A. 128GBの共有メモリを備え、最大2000億パラメータの量子化モデルに対応します。量子化モデルでの実行という条件があります。

関連リンク

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

利用量ではなく本体を一括購入する条件が、研究部門で予算を組む際に参考になりそうです。処理したい量子化モデルと機器の仕様を合わせて検討できます。

引用元:PR TIMES

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O!Productニュース編集部

この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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