
AIデータ、公認会計士向け監査知識学習AI「AI Audit Loop on IDX」提供開始
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AIデータ株式会社は、公認会計士や監査法人向けのAIサービス「AI Audit Loop on IDX」の提供を開始しました。監査法人に蓄積された過去の監査案件や財務データ、証憑などをAIが突合・分析し、成功パターンを継続的に学習します。監査品質の向上やレビュー指摘の削減、IPO支援の強化につなげる狙いです。監査業務で属人化しがちなノウハウを、組織全体で共有できる知識資産へと変えていきます。
ポイント
- 1過去監査案件と監査結果をAIで突合し、成功パターンを継続的に学習
- 2監査調書やチェックリストの作成支援、財務・証憑突合の効率化を実現
- 3クローズド環境で事務所固有のノウハウを活用し、監査品質を標準化
監査業務の属人化をAIで解消
公認会計士の本質的な業務は、財務情報や証憑、内部統制資料などを突合し、財務情報の信頼性を保証することです。しかし、これらの情報は担当者ごとのPCや共有フォルダ、紙資料などに分散し、次の案件に十分活用されないまま保管されているケースが少なくありません。さらに、なぜ指摘ゼロで完了したのか、なぜレビューで差し戻しになったのかといった成功・失敗のパターンは、ベテラン担当者の頭の中にだけ存在し、属人化が進んでいます。AI Audit Loop on IDXは、監査案件データと監査結果データをAIが突合・分析し、成功パターンを継続的に学習する仕組みです。担当者個人の経験を、監査法人全体の知識資産へと変換します。
主な活用シーン
AI Audit Loop on IDXは、過去監査案件の類似検索、監査調書・チェックリストの作成支援、財務・証憑突合の効率化、IPO・M&A支援の強化、新人教育・ナレッジ継承の5つのシーンで活用できます。例えば、現在対応している監査案件に対して、過去の類似案件や監査調書、レビュー指摘、証憑確認履歴を検索し、参考情報として整理します。また、証憑漏れや仕訳ミス、契約書との不一致、勘定科目誤りなど、AIが突合ポイントを整理し、確認すべき箇所を提示します。IPO成功企業の特徴や内部統制成熟度を分析することで、事務所全体が成功パターンを学習し、IPO通過率やM&A支援品質の向上を図ります。
クローズド環境で安全に活用
AI Audit Loop on IDXは、監査法人や会計事務所が扱う財務情報、証憑、顧客情報、内部統制資料などを、外部に出さずにAI活用できます。一般的な生成AIではなく、監査法人内に蓄積された過去案件や監査調書、レビュー結果を活用することで、各法人の実務に即した支援が可能になります。また、ベテラン担当者の経験や判断基準を法人全体で参照できる状態にすることで、担当者変更や新人教育時の品質ばらつきを軽減します。これにより、監査品質の向上・標準化、レビュー指摘件数の削減、監査工数・突合作業時間の短縮などのメリットが期待されます。
今後の展開
AIデータ社は、今後、業種別監査テンプレート(製造業・IT・医療・金融・不動産・スタートアップ等)、IPO準備チェックリスト、J-SOX確認リスト、M&A DDチェックリストなどを拡充し、会計事務所のAI活用をさらに推進していきます。また、AI Audit Loop on IDXは、AI Work OS、AI Organization Intelligence OS、AI Executive PMOという3層構造により、現場の監査品質から経営判断まで、監査法人全体をAI Native Professional Firmへと変革するとしています。なお、同社の「AI孔明 on IDX」は、デジタル化・AI導入補助金2026の対象製品として採択されており、補助金申請サポートの相談も受け付けています。
Q&A
Q. AI Audit Loop on IDXとは何ですか?
A. 監査法人に蓄積された過去の監査案件や財務データをAIが突合・分析し、成功パターンを学習して監査業務を支援するサービスです。
Q. AI Audit Loop on IDXは普通の生成AIと何が違うのですか?
A. 監査法人内のデータだけをクローズド環境で活用するため、事務所固有のノウハウに基づいた支援が可能です。
Q. 具体的にどのような業務で使えますか?
A. 過去案件の類似検索、監査調書の作成支援、財務・証憑突合の効率化、IPO支援、新人教育などに活用できます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
過去案件の成功パターンをAIが学習してくれるので、ベテランの経験が属人化せずに済みそうですね。監査法人の新人教育にも刺さりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
