
アイトリガー「AXer」、AI検索での自社・競合の引用状況を測る支援を提供
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株式会社アイトリガーは2026年9月7日、マーケティング支援「AXer」にAI検索での引用状況を測定する仕組みを追加し、9月から外部提供の受付を始めると発表しました。複数の生成AIに同じ条件で質問し、自社と競合への言及や、回答の根拠となったページを記録します。単体のSaaSとしては販売せず、測定する質問・比較対象・頻度の設計を含め、各社の事業に合わせて支援します。
ポイント
- 1自社と競合がAIの回答で挙がるかを同じ条件で比較
- 2回答の参照ページと引用箇所を記録し、継続測定で変化を確認
- 3単体SaaSではなく、質問・比較対象・測定頻度の設計を含む支援として提供
順位だけでは検知できない2つの状態
同社は、検索順位の測定だけではAI経由の言及を把握できないと説明しています。例えば、次のような状態です。
- 検索順位は低くても、AIの回答では競合より多く名前が挙がる
- 検索順位は高くても、AIの回答では名前が挙がらない
AXerでは、検索順位とは別に、AIの回答で自社がどのように扱われているかを測定します。
測れる状態をつくる4つの設計
AXerは、AI検索での引用を改善する施策の前に、現在の状態を測れるようにする方針です。今回追加する測定の設計は次のとおりです。
| 設計 | 記録・比較する内容 |
|---|---|
| 自社と競合の比較 | 利用者の質問を想定し、各社の名前が挙がるか、回答内で何番目に挙がるかを記録 |
| 複数の生成AIを対象 | 同じ質問を同じ条件で投げ、AIごとの違いを比較 |
| 継続測定 | 同じ条件で繰り返し測定し、初回を基準に施策前後の変化を確認 |
| 参照ページの記録 | 回答の根拠となったURL、ページ表題、引用された文章を保存 |
生成AIの測定には各社の公式経路を使います。一方、検索結果の上部に表示されるAI回答は公式の取得手段がないため、契約している計測ツールの指標を利用します。
参照ページから改善候補を検討
AXerでは、AIが回答の根拠として参照したURLだけでなく、ページの表題と引用された文章も記録します。自社ページが参照されていれば、その記述を強化するかを検討できます。他社ページが参照されている場合は、自社に不足する情報がないかを確認する材料になります。
質問ごとに参照ページの変化を追うことで、コンテンツの追加・更新を検討する際の手掛かりにします。
提供形態と今後の展開
この測定の仕組みは単体のSaaSとして販売せず、人・ツール・ノウハウを組み合わせるAXerの支援の一部として提供します。測定する質問、比較対象、測定頻度の設計から着手し、各社の事業と競合環境に合わせて組み立てます。9月から外部提供の受付を始めるとしており、発表では料金を明らかにしていません。
今後は、測定する質問の範囲を広げるほか、参照先を自社・他社に分類する機能や、同じキーワードの広告成果との照合を進める予定です。
Q&A
Q. AXerで提供される新しいリソースとは何ですか?
A. 生成AI検索で自社と競合のどちらが回答に挙がったかを、同じ条件で繰り返し測定する仕組みです。
Q. 検索順位の測定と何が違いますか?
A. 検索結果の表示位置ではなく、AIが回答の中で企業名を挙げたかどうかと、その根拠ページを記録する点が異なります。
Q. 誰に向けたサービスですか?
A. 検索順位で評価しているものの、生成AI経由の言及を把握できていない企業に向けたものです。
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O!Productニュース編集部からのコメント
測定結果を施策の判断に使うには、自社の顧客が実際に尋ねる質問をどれだけ対象にできるかが重要です。導入を検討する際は、質問の選び方、対象となるAI、比較条件を継続して維持する方法を確認するとよさそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
