
ルクレ、整備記録AIクラウド「AITURBO」を提供開始
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株式会社ルクレは、自動車整備業界向けの整備記録AIクラウド「AITURBO(アイターボ)」の提供を開始しました。このサービスは、現場の写真撮影を起点に作業記録を自動で構造化し、価格交渉や説明責任の課題を解決します。自動車整備業界では、労務費の適切な転嫁が進まず、管理業務に多大な時間が費やされている背景があります。ルクレは建設業界で培ったノウハウを応用し、現場の負担を増やさずに業務効率化と透明性向上を両立します。
ポイント
- 1専用カメラで写真を撮るだけで作業時刻や工程を自動記録する「写真打刻」技術を特許出願
- 2改ざん不能な証跡データで保険会社やカーオーナーへの適切な工賃請求を可能に
- 3PCやタブレットで全案件の進捗と職人の稼働状況をリアルタイムに可視化
開発の背景
自動車整備業界は深刻な人手不足に直面しており、賃上げ原資の確保が急務です。しかし、国土交通省の調査では、労務費の転嫁率が低い受注者の割合が全産業でワースト1位となるなど、適切な価格転嫁が進みにくい構造があります。保険会社やカーオーナーに正当な工賃を請求するには、作業工程や実作業時間の明確な証跡が不可欠ですが、多くの工場では写真の仕分けや手書き日報といったアナログ管理が中心で、月50台規模でも月23.3時間もの管理コストが発生しています。
特許出願中の「写真打刻」技術
AITURBOの中核となるのが、特許出願中の「写真打刻」技術と独自AI「RecAI」です。職人は専用アプリ「AITURBOカメラ」で作業の開始時と完了時に写真を撮るだけで、撮影時刻や位置情報、担当者、案件情報が自動で紐づけられ、構造化データとしてクラウドに保存されます。この仕組みにより、データの真正性が担保され、改ざんできない実作業時間の証跡として、保険会社やカーオーナーへの説明根拠に活用できます。
管理業務の効率化
AITURBOは、現場と事務所の情報格差を解消します。工場長やフロント担当者は、PCやタブレットから全案件の進捗状況や各職人の稼働状況をリアルタイムで把握できます。従来のように現場に足を運んで確認する必要がなくなり、修理の遅延やリソースの偏りに素早く対応できるようになります。
今後の展開
ルクレは、AITURBOを単なる管理ツールではなく、自動車アフターマーケット全体の生産性を高める産業データプラットフォームへと進化させる計画です。蓄積された修理写真や作業時間のデータをAIが学習し、熟練職人の経験に頼っていた工程判断や納期予測の自動最適化を進めます。また、既存の見積ソフトとのAPI連携により、修理見積や原価、納期を統合分析できる経営ダッシュボードの構築を目指します。将来的には、板金塗装領域から車検や点検などの一般整備領域へと展開を広げる方針です。
Q&A
Q. AITURBOとは何ですか?
A. スマートフォンで撮影した写真をAIが自動解析し、修理の工程や作業時間を記録・管理できる自動車整備工場向けのクラウドサービスです。
Q. 写真を撮るだけで、どのように価格交渉に役立つのですか?
A. 改ざんできない作業時間の証跡が自動で作られるため、保険会社やカーオーナーに対して適正な工賃を請求する根拠として利用できます。
Q. 現場の職人に特別な操作は必要ですか?
A. 専用アプリで作業の開始時と完了時に写真を撮るだけで、データ入力やパソコン操作は不要です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
写真を撮るだけで作業時間の証跡が残るのは、整備工場の価格交渉力強化に直結しそうですね。月23時間の管理コスト削減も地味ながら効きます。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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