
東急がBacklogで会員250万人の大規模システム刷新を実現
公開日:
株式会社ヌーラボは、同社のプロジェクト管理ツール「Backlog」が東急株式会社に導入され、会員数約250万人のTOKYU POINT基盤刷新を支えた事例を公開しました。本プロジェクトは約20年ぶりの大規模刷新で、自社内製部門や複数のグループ会社が関与する複雑な体制でした。Backlogを情報一元管理の基盤とすることで、開発からリリース後の運用までを一貫して管理できる環境を構築しています。これにより、タスク漏れ防止やナレッジ継承が実現し、2026年2月に無事リリースを迎えました。
ポイント
- 1課題テンプレートとWikiによる運用ルールの標準化
- 2意思決定の経緯や議論の記録によるナレッジ蓄積
- 3同一環境での障害対応管理によるタスク漏れ防止
20年ぶりの大規模システム刷新
東急は2023年、グループ共通ポイントサービス「TOKYU POINT」のモバイルアプリ・会員Webサイトのシステム刷新プロジェクトを立ち上げました。会員数は約250万人に上り、関連システムも約20に及ぶ大規模な案件です。自社の内製開発部門に加え、複数のグループ会社が参加するため、要件調整や合意形成に多くの工数がかかっていました。こうした背景から、すでに利用実績のあったBacklogを、部門を問わず使えるプロジェクト管理ツールとして採用しました。
運用ルールの標準化とテンプレート活用
プロジェクトの計画段階でBacklogの利用を明示し、運用ルールをWikiに集約しました。課題テンプレートを活用して担当者・期限・完了条件を標準化し、タスクの粒度や期日の認識をチーム全体で揃えています。これにより、メンバーが共通認識を持って業務を進められる環境を構築しました。
議論の可視化で合意形成を促進
決定事項だけでなく、議論の過程や背景を課題やコメントに記録する運用を定着させました。設計書だけでは読み取れない「なぜその判断に至ったのか」を誰もが追える状態を実現し、部門をまたいだ認識のズレを防ぎながら、意思決定を進めています。
リリース後の運用も一体管理
システムリリース後も、障害対応や不具合管理のためのプロジェクトをBacklog上に立ち上げ、継続的に活用しています。重要度の高いシステムアラートは自動で課題として起票され、顧客からの問い合わせや現場で検知された不具合も同一環境に集約されます。これにより、タスク漏れのリスクを早期に防ぎ、蓄積された情報が世代を超えたナレッジ継承の基盤となっています。
今後の展望
東急のプロジェクトは2026年2月にリリースを迎え、情報の可視化によりタスク漏れやリスクの早期発見が容易になりました。プロジェクトの全行程が記録として蓄積されたことで、新しいメンバーへの引継ぎもスムーズです。今後は「Backlog AIアシスタント」の活用も視野に入れ、チーム全体の自律的な行動をさらに加速させる方針です。
Q&A
Q. 東急がBacklogで会員250万人の大規模システム刷新を実現とは何ですか?
A. 東急がプロジェクト管理ツール「Backlog」を使い、約20年ぶりとなるTOKYU POINTのシステム刷新を成功させた事例です。
Q. Backlogのどの機能が特に役立ったのですか?
A. 課題テンプレートとWikiで運用ルールを標準化し、議論の経緯も記録することで、複数グループ会社間の認識を揃えました。
Q. リリース後もBacklogを活用する理由は何ですか?
A. 障害対応や顧客からの問い合わせを同一環境に集約し、タスク漏れを防ぎながらナレッジを蓄積し続けるためです。
関連リンク
- https://nulab.com
- https://backlog.com/ja/
- 250万人の会員基盤を支えるシステム刷新。東急がBacklogで実現した、グループ横断の「自走するプロジェクト」
- Backlog AIアシスタント
- チームワークマネジメント
- https://backlog.com
- https://cacoo.com/ja/
- https://nulab.com/ja/nulabpass
- https://careers.nulab.com/

O!Productニュース編集部からのコメント
Backlogを20年ぶりの大規模刷新で情報基盤に据えた判断が良いですね。複数グループ会社が関わるプロジェクトでのタスク漏れ防止に効きそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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