
MarkDoor、AIで生産計画の再構築を自動化するソリューションを提供開始
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株式会社MarkDoorは、製造業の生産計画業務を自動化する「生産計画最適化ソリューション」の提供を開始しました。熟練者の経験に依存しがちな計画立案を、AIと数理最適化技術で支援します。急な予定変更が発生しても、迅速な計画の見直しが可能になり、現場の負荷軽減と納期遵守の両立を目指します。
ポイント
- 1計画の立案や再計算にかかる時間を最大80%削減
- 2設備や人員、材料調達など複数の制約をAIが同時に考慮
- 3計画の判断理由を提示し、現場の納得感を醸成
属人化した計画業務の自動化を実現
株式会社MarkDoorが提供を始めたのは、製造現場の生産計画を最適化するソリューションです。自動車や半導体などの製造業では、納期や設備能力、人員配置など多くの条件を考慮した計画が必要です。これまでこうした業務は熟練者の経験に頼る部分が多く、属人化が進んでいました。そのため、急な変更が起きた時の対応が難しく、計画の破綻が課題となっていました。
同ソリューションは、AIと数理最適化技術を使って、これらの複雑な制約条件を数理モデルとして扱います。これにより、実行可能な生産計画を短時間で自動生成します。突発的な変更が生じた場合でも、影響を受ける前後の工程を含めて計画を迅速に再計算できます。
実証実験で再計画時間を大幅削減
同社によれば、実証実験では計画の立案や再計算にかかる時間を70〜80%削減できたといいます。また、急な予定変更があっても、納期を守りながら現場の負荷を低減できることを確認しています。計画は直感的なガントチャートで表示されるほか、なぜその計画案になったのか、判断の根拠も提示されます。これは、現場の関係者間での合意形成を促し、システムの定着を支援するためです。
代表取締役の松田光弘氏らが率いるMarkDoorは、東京大学や海外大学の博士号取得者を中心に構成される技術系企業です。同社は、このソリューションを通じて、人手不足が進む製造現場のデジタル化と競争力強化に貢献したい考えです。
Q&A
Q. このソリューションは、従来の計画ツールとどう違う?
A. 単なるスケジュール管理ではなく、設備や人員、材料など現場の複数の制約をAIが同時に考慮し、最適な計画を自動で立案・再計算できる点が特徴です。
Q. 具体的にどのような業種・工程を想定している?
A. 自動車や半導体など、複雑な制約条件下で計画が必要な製造業の生産・部品計画の分野を主な対象としています。
Q. 「計画の説明性」とは?
A. システムが提案する生産計画について、「なぜこの順序なのか」「どの制約を考慮したか」といった判断理由を関係者に示す機能です。現場の理解と納得を得やすくします。
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O!Productニュース編集部からのコメント
計画の「判断理由」まで提示するのは珍しい取り組みです。現場のベテラン職人とAIの協業を成功させる、重要な要素になりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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