
VALUENEX、技術トレンドを自動レポート化する「Radar Tech Intelligence」先行登録を開始
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VALUENEX株式会社は、特許情報と生成AIを組み合わせ、業界ごとの技術トレンドを自動でレポート化する新サービス「Radar Tech Intelligence(RTI)」を2025年11月に正式リリースすると発表し、先行登録の受付を開始しました。技術革新のスピードが加速する中、膨大な情報から重要技術を見極めるという課題解決を目指します。
ポイント
- 1特許情報と生成AIを組み合わせ、技術の全体像を自動でレポート化
- 2半導体から素材まで、5万件を超える多様な技術テーマを網羅
- 3約20年にわたる同社の技術情報解析ノウハウをサービスに反映
VALUENEX株式会社が、新サービス「Radar Tech Intelligence(以下、RTI)」の先行登録受付を開始しました。このサービスは、同社が培ってきた特許情報の俯瞰解析技術に生成AIを組み合わせることで、特定の技術分野における全体像(構造、動向、主要プレイヤー、新興領域など)を自動でレポート化するものです。
世界的に技術開発の競争が激化する中、多くの企業では経営企画や研究開発部門が「情報の洪水」の中から重要な技術動向をいかにして見極めるかという課題に直面しています。従来の調査では専門知識や多くの工数が必要でしたが、RTIはこうした課題に対し、数クリックで専門家レベルの分析レポートを提供する新しいアプローチを提示します。
RTIの大きな特長は、その網羅性と実用性です。半導体やAIといった主要テーマから、特定の素材や製造プロセスといったニッチな領域まで、5万件を超える技術テーマを順次拡充していく計画です。生成されるレポートは、技術動向やプレイヤーの動き、注目すべきキーワードなどを網羅しており、再編集の手間なく経営会議や投資検討の資料として活用できるとしています。
利用者はブラウザからレポートの検索や閲覧、ダウンロードが可能です。同社では、経営企画部門での新規事業テーマ探索や、研究開発部門での調査業務の効率化、技術営業における提案力の強化など、幅広いビジネスシーンでの活用を見込んでいます。現在、公式サイトにて先行登録を受け付けており、登録者にはサンプルレポートの提供とリリース時の優先案内が行われる予定です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
特許という専門性の高い情報を、生成AIで誰もがアクセスしやすい形にする試みは興味深いですね。新規事業のネタ探しや競合の動きを素早く把握したい場面で、強力な武器になりそうです。

