
モスフードサービス、全国約1300店舗に本部・店舗連携ツール「Shopらん」を導入
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株式会社モスフードサービスは、本部と店舗間のコミュニケーション基盤として、クラウドサービス「Shopらん」を導入すると発表しました。2026年4月から、「モスバーガー」や「マザーリーフ」などフランチャイズ加盟店を含む全国約1300店舗で本格運用を開始します。これは、20年以上利用してきた旧システムのリプレイスを機に、全社的なデジタル化(DX)を段階的に進める第一歩となります。現場の業務負荷軽減と運営品質の向上を目指す取り組みです。
ポイント
- 1約1300店舗で、指示や連絡の統一的な運用と標準化を推進
- 2外国籍スタッフを支援するAI翻訳・AIルビ生成機能を活用
- 3直営店とフランチャイズ店など、多様な店舗形態に対応する機能を備える
導入の背景と目的
モスフードサービスは、外食市場の変化や労働環境の多様化に対応するため、全社的なデジタル基盤の再構築を最重要施策として進めています。これまで20年以上使われてきた基幹システムは複雑化が進み、特に本部と店舗間のコミュニケーションでは、PDFやExcelを中心とした作業に負荷がかかっていました。
同社は、一度に全てを刷新するのではなく、段階的な移行を選択。まずは、多様なスタッフが同じ水準で業務を理解・遂行できる環境を整えるため、コミュニケーション領域の刷新を先行させることにしました。その基盤として選定されたのが、チェーンストア向けに特化した「Shopらん」です。
選定理由と期待される効果
モスフードサービスが「Shopらん」を選んだ理由は主に4点あります。第一に、本部と店舗間のコミュニケーションに最適化された機能が標準搭載されている点です。情報の出し分けや既読管理、優れた検索性により、指示の統一運用が進むと期待されています。
第二に、AI翻訳とAIルビ生成機能です。海外出身のスタッフが増えるなか、特にベトナム人スタッフの育成プログラム「ベトナム カゾク」において、現場での業務理解を支援する仕組みとして評価されました。
第三に、「フランチャイズ法人機能」により、本部からフランチャイズ法人を経由して各店舗へ確実に情報を届けられる点です。最後に、API連携による拡張性の高さが、将来の基幹システム刷新を見据えた段階的な移行を可能にすると判断されました。
モスフードサービスの笠井洸取締役上席執行役員は、「Shopらんの導入で、情報の優先度や期限が可視化され、現場の『実行力』向上が期待される」とコメントしています。また、スマートデバイスで手軽に情報を共有できる環境が、好事例の共有を加速させ、チェーン全体の知識活用を促進すると述べています。
「Shopらん」は、イトーヨーカ堂やすかいらーくなど幅広い業種で採用され、導入店舗数は国内外で約6万店にのぼります。
Q&A
Q. Shopらんとは何ですか?
A. チェーンストアの本部と店舗間のコミュニケーションに特化したクラウドサービスです。指示の伝達や情報共有を効率化します。
Q. なぜAI翻訳機能が重要なのでしょうか?
A. モスフードサービスでは海外出身のスタッフが増えており、AI翻訳やルビ生成機能が、彼らの業務理解と働きやすさをサポートするためです。
Q. フランチャイズ店舗への導入で気をつけた点は?
A. 本部とフランチャイズ法人、そしてその店舗間で、階層をまたいだ確実な情報伝達を実現する「フランチャイズ法人機能」を活用しています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
20年以上使ったシステムを、いきなり全部変えるのではなく、コミュニケーション基盤から段階的に刷新するという現実的なアプローチが印象的です。現場の「実行力」向上に直接つながりそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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