
九州がんセンター、ユビー生成AIで初診カルテ入力10分短縮
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Ubie株式会社は、独立行政法人国立病院機構 九州がんセンターが「ユビー生成AI」を活用し、院内の記録業務や事務業務の効率化に取り組んでいることを発表しました。国立病院機構として初の医療特化型生成AIの導入事例であり、医師の働き方改革やタスク・シフトの推進が求められる中、同院が主体となって業務負担の軽減を図っています。初診カルテの入力時間が10分短縮されるなど、具体的な成果が現れています。
ポイント
- 1初診カルテ入力を1患者あたり10分短縮し、月間約50時間の業務時間を創出
- 2議事録作成の労力を70%削減し、数時間かかっていた作業が1時間以内に短縮
- 3電子カルテと連携した安全な運用体制を構築し、国立病院機構の先行モデルとして展開
導入の背景と安全対策
医師の時間外労働の上限規制が適用され、タスク・シフトが求められる中、九州がんセンターはがん専門病院として高度な医療を提供しつつ、記録業務や事務作業の負担軽減に取り組んでいました。そこで同院は「ユビー生成AI」を導入し、独自の利用規程やガイドラインを策定。AIの出力は下書きとし、最終確認は必ず医療職が行うことを徹底しています。また、電子カルテの前日分データを毎日自動連携する仕組みを構築し、データはAIの学習に再利用されない安全な環境を整えました。
4つの活用事例と具体的な成果
同院では「ユビー生成AI」を主に4つの場面で活用しています。1つ目は、医師事務作業補助者による初診支援で、紹介状からカルテの下書きを自動生成し、入力時間を平均22分から12分に短縮。月間約300件の新患で約50時間の業務時間を創出しました。2つ目は退院サマリーの作成支援で、患者の声を漏れなく抽出し、質の高い情報引き継ぎを実現しています。3つ目はインフォームドコンセントやカンファレンスの録音からのカルテ記事案作成で、看護師が患者と向き合う時間を確保できるようになりました。4つ目は会議音声からの議事録自動生成で、作成労力を70%削減し、1時間以内での出力が可能になりました。
現場スタッフの声と今後の展望
九州がんセンター副院長の益田宗幸氏は、「医療従事者が患者さんと向き合い、人間にしかできない業務に専念できる環境を取り戻すため、ユビー生成AIを導入した」とコメント。当初DXに抵抗感を示していた医師事務作業補助者からも「今ではヘビーユーザーです」との声が聞かれるようになり、手応えを感じているといいます。同院は2026年度内にスマートフォンの導入も予定し、電子カルテや生成AIと融合させることで患者中心の医療をさらに発展させる方針です。また、国立病院機構の先行モデルとして、活用事例を全国のNHO病院へ共有・展開し、医療DXの普及を牽引する役割も担います。
ユビー生成AIの特長と導入実績
「ユビー生成AI」は、文章生成や音声認識、画像認識、文章検索などのAI機能を、電子カルテ端末だけでなくスマートフォンやタブレットでも利用できるプラットフォームです。院内の保護されたネットワーク内で動作し、入力データがAIの学習に再利用されない仕様により、セキュリティ面でも安心して活用できます。2026年6月時点で大学病院を含む135病院超に導入され、シリーズ累計で全国47都道府県・1,800以上の医療機関に導入されています。
Q&A
Q. ユビー生成AIとはどのようなサービスですか?
A. 医療機関向けのAIプラットフォームで、文章生成や音声認識などを活用し、カルテ作成や議事録作成などの記録業務を効率化します。
Q. 九州がんセンターでは具体的にどのような業務が短縮されましたか?
A. 初診カルテの入力が1患者あたり10分短縮され、議事録作成の労力が70%削減されるなどの成果が報告されています。
Q. 導入にあたり、個人情報の取り扱いはどのように配慮されていますか?
A. AIの出力は下書き扱いとし、最終確認は医療職が行います。データはAIの学習に再利用されず、電子カルテネットワーク内で安全に運用されています。
関連リンク
- https://ubie.app/
- https://ubiehealth.com
- https://intro.dr-ubie.com/
- https://ph-ubie.com/
- https://ubie.life

O!Productニュース編集部からのコメント
初診カルテ入力が1件あたり10分短縮され、月間50時間の業務時間が創出されたのは大きいですね。がん専門病院ならではの正確性を担保しつつ、現場の負担を減らす好事例です。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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