
アラヤ、神経画像解析向けノーコードクラウド「Araya OptiNiSt」をリリース
公開日:
株式会社アラヤが、神経イメージング解析向けのノーコード・クラウドプラットフォーム「Araya OptiNiSt」を2026年5月20日に正式リリースしました。プログラミングや環境構築が不要で、ブラウザ上で直感的に解析を実行できるサービスです。国際的な研究の再現性危機を背景に、誰でも標準化された解析手法を利用できる環境を提供します。
ポイント
- 1ブラウザ上でSuite2pやCaImAnなどの主要解析をノーコードで統合実行可能に
- 2NWB形式対応で国際標準のデータ共有を実現し、研究の透明性を向上
- 3解析ワークフローを公開・再現でき、アカウント不要で誰でも検証可能
ノーコードで高度な解析を実現
Araya OptiNiStは、ドラッグ&ドロップで解析パイプラインを構築できるビジュアル・ワークフロービルダーを備えています。Suite2p、CaImAn、LCCDなど、カルシウムイメージング分野で広く使われる解析ライブラリを統合しており、パラメータ設定もメニューから選択するだけです。これにより、プログラミング経験のない研究者や学生でも、初日から本格的な解析に取り組めます。
国際標準と再現性への対応
本プラットフォームは、神経生理データの国際標準フォーマットであるNWB(Neurodata Without Borders)にネイティブ対応しています。さらに、解析ワークフローを「再実行可能な形」で公開できる機能があり、閲覧者はアカウント登録なしでそのワークフローをワンクリックで再現できます。論文の補足資料としても活用でき、研究の透明性と再現性を高めます。
料金プランと対象ユーザー
料金は無料プランとプレミアムプランが用意されています。無料プランでは共有計算リソースと一定のストレージを利用でき、学生のトレーニングや小規模な探索的解析に適しています。プレミアムプランでは専有計算リソースと拡張ストレージを提供し、日常的な大規模解析やデータの公開・共有に対応します。神経科学やバイオイメージングの研究者、教育機関の関係者など、幅広い層の利用を想定しています。
今後の展望
アラヤは、Araya OptiNiStを通じて科学データ解析の民主化と標準化を推進し、オープンサイエンスの実現に貢献する考えです。今後は電気生理や行動データなど対象モダリティの拡張、AIによる解析ワークフロー推薦機能の追加、国際的な研究機関との連携を予定しています。日本発の研究基盤として、国内外の研究コミュニティへの展開を目指します。
Q&A
Q. Araya OptiNiStとは何ですか?
A. プログラミング不要でブラウザ上から神経イメージングデータを解析できるクラウドサービスです。Suite2pやCaImAnといった主要な解析ライブラリを統合しています。
Q. 従来の解析方法と何が違うのですか?
A. 環境構築やコーディングが不要で、ブラウザ上でビジュアル操作だけで解析パイプラインを構築できます。解析手順を公開・再現できる点も異なります。
Q. 誰向けのサービスですか?
A. 神経科学の研究者や学生を主な対象とします。プログラミング経験がない方や、研究室間で解析手法を統一したい共同研究グループにも適しています。
関連リンク
- https://araya-optinist.com
- https://www.araya-optinist.com/subscription
- https://lp.araya.org/neuroai/rdx

O!Productニュース編集部からのコメント
Suite2pやCaImAnをブラウザ上でノーコード実行できるのは、神経科学者にとってかなり便利ですね。プログラムが書けない研究者でも解析に参加できるのは、研究の再現性問題への現実的な解かもです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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