
FanGrowth、AIが顧客ごとに最適な動画を届ける「FanGrowth Studio」提供開始
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ウェビナー支援ツール「FanGrowth」を提供するエキサイトは、会員制の動画メディアを構築できる新サービス「FanGrowth Studio」を2025年11月に提供開始すると発表しました。過去のウェビナー動画などを活用し、AIが顧客一人ひとりの状況に合わせて最適なコンテンツを自動で配信することで、BtoBマーケティングにおける中長期的な顧客育成(ナーチャリング)を支援します。
ポイント
- 1AIが顧客の検討フェーズに合わせて動画を自動でパーソナライズ配信
- 2動画視聴中の疑問にAIチャットボットが即時回答し、理解を促進
- 3視聴データから顧客の”温度感”を可視化し、SFA/CRMと連携可能
エキサイト株式会社が発表した「FanGrowth Studio」は、企業が持つ動画資産を最大限に活用し、見込み顧客との継続的な関係構築を目指すための新サービスです。最大の特徴は、AIを活用して顧客の属性や購買フェーズに応じて表示する動画を自動で最適化する機能。これにより、画一的な情報提供から脱却し、個々の顧客に寄り添ったアプローチを実現します。
サービスには、視聴者のエンゲージメントを高めるための仕組みも盛り込まれています。各動画ページにはAIチャットボットが搭載され、視聴者が抱いた疑問にその場で即時回答。視聴体験の満足度を高めると同時に、商品やサービスへの深い理解を促します。
コンテンツ制作の負担を軽減するサポート機能も提供されます。AIが視聴データを分析し、次に制作すべき動画のテーマや効果的なタイトル案を提案。担当者の経験や勘に頼ることなく、データに基づいたコンテンツ改善のサイクルを回すことが可能になります。
同社によると、このサービスはBtoBマーケティング特有の「検討期間が長い」という課題に対応するために開発されました。詳細な視聴ログを取得し、顧客の関心度、いわゆる”温度感”を可視化。このデータを既存のSFA/CRMツールと連携させることで、より精度の高い営業活動やマーケティング施策につなげられるとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
動画コンテンツは作ったのに活用しきれない、という課題をよく聞きます。AIが顧客の状況に合わせて最適な動画を届け、さらに次の企画まで提案してくれるのは、マーケターにとって心強い味方になりそうですね。