
note、東証IR義務化に対応。AIとプロが伴走する「note IR執筆プラン」開始
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note株式会社は、AI編集アシスタント「StoryHub」を提供するStoryHub株式会社と共同で、上場企業のIR活動を支援する新サービス「note IR執筆プラン」の提供を開始しました。2025年7月から東京証券取引所が上場企業にIR体制の整備を義務化したことを受け、専門人材の不足や効果的な情報発信に課題を抱える企業をサポートします。
ポイント
- 1東証のIR体制義務化を背景に、企業のIR活動をワンストップで支援
- 2AIとプロ編集者の協業により、高品質なIRコンテンツをスピーディーに制作
- 3財務情報だけでは伝わらない「ストーリー型IR」で企業価値向上に貢献
note株式会社がStoryHub株式会社と共同で立ち上げた「note IR執筆プラン」は、法人向け高機能プラン「note pro」の契約企業を対象とした新サービスです。AIの効率性とプロ編集者の知見を組み合わせ、IRコンテンツの企画から制作までを一貫して提供。企業の想いや成長戦略を、投資家に「伝わるストーリー」として届けることを目指します。
このサービスの背景には、2025年7月から始まった東証によるIR体制の義務化があります。日本IR協議会の調査によると、義務化後も「IR体制が整っている」と回答した企業は半数に留まっており、特にグロース市場の企業では限られたリソースでの情報発信が課題となっています。また、近年は財務情報だけでなく、企業のビジョンやESGへの取り組みといった非財務情報を重視する傾向が強まっていることも、サービス開始を後押ししました。
本プランでは、決算内容を分かりやすく解説する「決算レポート記事」と、経営者などに取材する「インタビュー記事」を制作。月間7,359万アクティブユーザーを抱えるnoteのプラットフォーム上で発信することで、多くの個人投資家にもリーチできるとしています。数字だけでは伝えきれない企業の魅力や成長ポテンシャルを可視化し、投資家との良好な関係構築を支援するとのことです。
サービス開始を記念し、noteは「IR義務化時代の情報発信」をテーマにしたセミナーを12月4日に開催するほか、期間中に「note pro」と本プランを同時に申し込むとnote proの利用料が最大3ヶ月無料になるキャンペーンも実施します。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
IR義務化を、単なる対応義務ではなく企業ストーリーを語る好機と捉えたサービスですね。AIで効率化しつつ、プロの編集で質を担保するモデルは、今後様々な企業発信で主流になるかもしれません。



