
REHATCH、マーケティングAI「ENSOR」に業界初の「Skills」機能を追加
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REHATCH株式会社は、同社が提供するマーケティングAI OS「ENSOR」に、新機能「Skills」を搭載したことを発表しました。これは、プロのマーケティング知見をAIに追加できる拡張パッケージ機能です。生成AIが作業を効率化する一方で、専門的な判断が難しいという課題を解決することを目指しています。マーケターの業務をさらに高度化する新たな一手となりそうです。
ポイント
- 1プロのノウハウを「スキル」としてAIに追加し、1コマンドで呼び出せる
- 2公式スキルに加え、自社のナレッジを登録できる「My Skills」も用意
- 3広告分析からクリエイティブ量産まで、具体的な業務を効率化する活用例を提示
プロの判断力をAIに付与する「Skills」機能
今回発表された「Skills」機能は、Anthropic社が提唱するAIエージェントの共通規格「Agent Skills」の概念を、マーケティング領域にいち早く採用したものです。REHATCH社は、広告クリエイティブ制作の現場では、汎用AIでは自社らしさや日本市場特有の表現が再現できず、分析や戦略立案には依然としてプロの知見が必要という課題があると指摘しています。この「判断力」の部分を補うために、専門知識を外付けの拡張パッケージとしてAIに追加できる仕組みを開発しました。
2種類のスキル体系
機能は大きく2つに分かれています。1つは「ENSOR Skills」で、REHATCH社が100社以上の広告運用で培ったノウハウを体系化した公式の拡張パッケージです。Facebook広告などのデータを連携するだけで、初心者でもプロと同等の分析レポートを取得できます。もう1つは「My Skills」で、自社固有のトンマナや制作ルール、業界知識などをユーザー自身がスキルとして開発・登録できる機能です。これにより、チームの暗黙知を形式知化し、品質を均一に保つことが可能になります。
具体的な活用イメージ
同社はいくつかの活用例を提示しています。例えば「自社らしい」バナーを量産する場合、自社のブランドカラーやフォントをMy Skillsに登録しておくことで、AIが1回の指示で5〜10枚のバナーバリエーションを同時生成できます。また、Facebook広告のデータを連携した状態で分析スキルを呼び出せば、経験に基づいた改善提案を含む詳細レポートを自動生成できます。さらに、金融や化粧品など業界ごとの表現規制をスキルとして登録し、コピー作成時の法令リスクを回避するといった使い方も想定されています。
今後の展望
REHATCH社は、今後、AIが会話の文脈から最適なスキルを自律的に選択・実行する「Agentic Skill」の実装を予定しています。中長期的には、複数スキルを連鎖させたり、ユーザー同士がスキルを共有できるマーケットプレイスの展開も視野に入れているとのことです。
Q&A
Q. ENSORの「Skills」機能とは何ですか?
A. マーケティングのプロの知識や自社のルールを、AIが使える「拡張パッケージ」として追加できる機能です。これを呼び出すことで、AIに専門的な判断をさせることができます。
Q. 通常のAI連携と何が違うのでしょうか?
A. 単にデータを読み込むだけでなく、そのデータを「どう分析し、どう判断するか」というノウハウそのものをAIに組み込める点が新しいです。経験の浅い担当者でも、登録されたスキルに基づいてプロ並みの作業が可能になります。
Q. 誰がスキルを作れるのですか?
A. REHATCH社が提供する公式スキルと、ユーザー自身が自社のナレッジを登録して作る「My Skills」の2種類があります。運用ルールや業界知識など、自社固有の情報もスキル化できます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
My Skillsで自社のトンマナをAIに覚えさせられるのが実用的です。新人教育や外部委託時の品質ブレを減らすのに、すぐに役立ちそうな機能ですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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