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フェイク動画対策の新基準に?動画の真正性を数学的に証明する「AI-VideoAuth™」提供開始
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フェイク動画対策の新基準に?動画の真正性を数学的に証明する「AI-VideoAuth™」提供開始

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ピー・アイ・ジェイ株式会社は、AI生成動画やフェイク動画が社会的な課題となる中、動画の真正性を数学的に証明する特許技術「AI-VideoAuth™」を正式に公開しました。この新システムは、企業やメディアが直面する「この動画は本物か?」という問いに、AI判定とブロックチェーン技術の一種であるハッシュチェーンを組み合わせて応えるソリューションです。

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ポイント

  • 1
    AI判定とハッシュチェーン技術を組み合わせた世界初クラスのソリューション
  • 2
    動画をアップロードするだけで「AI生成・改ざん判定」「改ざん不可の証明」「第三者による検証」が自動で完了
  • 3
    メディア報道の裏付けから企業の監査ログ、事故映像の証拠保全まで幅広い活用を想定

ピー・アイ・ジェイ株式会社が提供を開始した「AI-VideoAuth™」は、増加するAI生成動画やフェイク動画への対策として開発された、動画の真正性証明プラットフォームです。この技術は、同社が国際出願中である発明「AI生成動画識別およびハッシュチェーン真正性証明システム」を基盤としています。

このシステムの最大の特徴は、AIによる判定とハッシュチェーン技術を融合させている点です。ユーザーが動画をアップロードすると、まずAIがその動画がAIによって生成されたものか、あるいは改ざんされているかを解析。同時に、動画データから生成した情報をブロック化し、チェーンのように連結するハッシュチェーン技術を用いて、「いつ、どのような状態で動画が保管されたか」を数学的に証明します。

これにより、登録された時点での動画の状態が改ざん不可能な形で記録され、後からその動画がオリジナルと一致するかどうかを誰でも検証可能になります。発行される証明書や証明バッジを通じて、第三者が動画の真正性を客観的に確認できる仕組みも提供されます。

同社では、主なユースケースとして、メディア報道における映像の裏付けや誤報防止、企業のコンプライアンスに関わるインシデント記録や監査ログ、さらには事故や災害、防犯映像といった証拠の保全などを挙げています。将来的には、SNSなどに投稿される動画の真偽を検証する機能の構築も計画しており、より安全で透明性の高い情報社会の実現を目指すとしています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AIが生成したコンテンツの信頼性をどう担保するかは、社会全体の大きなテーマです。報道や司法といった正確性が厳しく問われる分野で、こうした技術がどのように活用されていくのか注目されます。普及と同時に、悪用を防ぐルール作りも重要になりそうですね。

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