
セキュア、AIで手荷物検査を自動化するシステムを販売開始 大手小売数百店舗で導入決定
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株式会社セキュアは、従業員の手荷物検査を自動化するAIシステムの販売を開始しました。小売店舗のバックヤードで行われる盗難防止検査の負担を軽減するシステムで、すでに国内大手小売を中心に数百店舗への導入が決まっています。深刻な人手不足に悩む小売・サービス業界の業務効率化に役立つソリューションです。
ポイント
- 1顔認証と検査記録を連携させ、誰がいつ検査したかを即座に確認できる
- 2従業員はカメラに荷物をかざすだけでよく、管理者の立ち会いが不要
- 3将来的にはAIが荷物の開封状態などを自動認識し、異常時のみ通知する機能を追加予定
背景とシステムの概要
日本では、内部不正などによる商品ロスが年間数千億円規模に上るとされています。多くの小売店では盗難防止のため、従業員の入退店時に手荷物検査を実施していますが、人手による目視検査は大きな負担でした。2040年には小売・サービス業で25%の人手不足が予測される中、検査業務の省人化は喫緊の課題です。
セキュアが開発したシステムは、この課題を解決します。従業員は指定のカメラに手荷物の中身を映すだけで検査が完了します。管理者は後から一括で確認できるため、検査待ちの列や立ち会いの工数を削減できます。検査時には顔認証による本人確認も同時に行い、その記録と検査動画を自動で紐付けます。これにより、「誰が、いつ、検査したか」の証跡を残し、不正抑止力を高めます。
既存システムとの連携と将来展望
このシステムは、既存の出退勤管理システムとの連携も想定されています。入店時と退店時の手荷物検査の記録を出退勤システムに送信できるため、操作の忘れ防止や時間の有効活用につながります。
同社代表取締役社長の谷口辰成氏は、今後の展望について語っています。将来的にはAI画像解析を高度化し、荷物の開封状態や特定物品の有無を自動認識する「検品自動化」の実現を目指すとしています。用途も小売店舗に限らず、イベント会場など、高い安全性が求められる多様なシーンでの活用を見込んでいます。
このシステムは、2026年3月3日から東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2026」のセキュアブースで初公開され、デモンストレーションが行われます。
Q&A
Q. セキュアとは何ですか?
A. 従業員の手荷物検査を自動化するAIシステムを開発・販売している企業です。小売店のバックヤードでの盗難防止検査の負担軽減を目指しています。
Q. このシステムはどのように業務を改善しますか?
A. 管理者が立ち会う必要がなくなり、検査待ちの列がなくなります。検査記録と顔認証データが自動で紐づくため、証跡管理の手間も省けます。
Q. 将来的にはどんな機能が追加される予定ですか?
A. AIが荷物の開封状態や特定の物品を自動認識する「検品自動化」機能の実現を目指しています。小売店以外のイベント会場などでの活用も見込まれています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
カメラにかざすだけで検査記録と本人確認が同時に済むのは現場にとってかなり楽そうです。数百店舗の導入が決まっている点からも、業界のニーズの高さがうかがえます。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
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