
デジライズ、閉域環境向けローカルLLM構築代行「トリデAI」を提供開始
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株式会社デジライズは、オープンウェイトLLMを企業の自社環境に構築する代行サービス「トリデAI」の提供を開始しました。機密ファイルを扱う業務でも生成AIを活用できるよう、モデル選定から構築、外部送信ゼロの検証、社員研修までを一気通貫で支援します。日本企業の生成AI活用は情報漏洩への懸念から進んでいない現状があり、同社は累計600社以上のAI導入支援の実績をもとにこの課題に対応します。クラウドAIとローカルLLMの両方を扱う立場から、企業ごとの最適な使い分けも提案します。
ポイント
- 1Kimi K3など最新オープンウェイトLLMを自社サーバーに構築代行
- 2機密ファイルを社外に出さず、閉域環境で生成AIを安全に活用可能
- 3ユーザー数・トークンの従量課金なしで継続的な運用コストを予測可能
日本企業がAIを使えない理由とトリデAIの狙い
帝国データバンクの調査では、生成AIを活用している企業は17.3%にとどまります。BlackBerryの調査では組織の72%が職場での生成AIアプリ利用を禁止または検討中と回答しており、情報漏洩への懸念が大きな壁となっています。金融や医療、自治体などでは規制により社外にデータを出せない前提の業務も多く、株式会社デジライズはこうした企業の声に応える形でトリデAIを開発しました。
自社サーバーで動かせるAIの性能が向上
2026年7月に公開されたオープンウェイトLLM「Kimi K3」は、クローズドモデル最上位との性能差がわずか3ポイントまで縮まりました。海外ではDoorDashやCoinbaseなどがKimiを採用し、NVIDIAも各国が自国内にAI基盤を持つ「ソブリンAI」関連売上が前年比約3倍に拡大したと公表しています。これまでクラウドにしかないと考えられていた最高性能のAIを、自社環境で動かせる時代が近づいています。
トリデAIの5つの特徴
トリデAIは、契約書や設計図などの機密ファイルを自社サーバーから外に出さずに扱えます。部署や役職ごとに使える機能やファイル添付の可否を設定できるため、全社禁止か全社解禁かの二択ではなく、リスクに応じた段階的な導入が可能です。利用量に応じた従量課金が発生しない構成で、構築後は電気代と保守費のみが継続コストとなります。外部送信が発生しないことを通信ログで検証し、レポートとして納品します。モデルはKimi K3のほか、gpt-ossやGemma、国産モデルなどから用途や予算、ライセンス条件を精査して選定します。
プランと導入の流れ
プランは部署利用向けのライト、全社利用向けのスタンダード、最高性能を独占できるプレミアムの3種類です。構築期間は最短約1ヶ月からで、まず小さく試したい企業向けにクラウドGPUを使った閉域PoCも用意しています。導入は無料相談から始まり、お試し検証、機材準備、構築・安全チェック、研修までを一貫して支援します。費用は要件定義により変動するため個別見積もりとなり、サービスサイトではクラウドAIとの損益分岐点が分かるシミュレーターも公開しています。
クラウドAIとの正直な比較
株式会社デジライズはクラウドAIの法人導入支援も手がけており、ローカルLLMを一方的に推奨しません。総合性能の最上位は依然としてクラウドAI側にあり、利用量が少ない場合はクラウドAPIの方がコスト面で有利になり得ます。一方でローカルLLMにはデータが物理的に社外に出ない、検証済みモデルのバージョンを固定できる、使うほど単価が下がるといった利点があります。代表取締役CEOの茶圓将裕氏は「御社の場合はクラウドのままで十分ですと言える立場にいます」と述べ、企業ごとの最適配分を設計する考えを示しています。
Q&A
Q. トリデAIとは何ですか?
A. オープンウェイトLLMを企業の自社サーバーに構築する代行サービスです。機密ファイルを社外に出さずに生成AIを活用できる環境を整えます。
Q. クラウドAIと比べてどんな利点がありますか?
A. データが物理的に社外に出ないことや、検証済みモデルのバージョンを恒久的に固定できること、利用量に応じた従量課金が発生しないことが挙げられます。
Q. 導入にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 部署利用向けのライトプランでは最短約1ヶ月、全社利用向けのスタンダードでは1〜2ヶ月が目安です。PoCを含む標準的な進行では最短2ヶ月で利用開始できます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
金融や医療の情報システム担当者にとって、機密データを社外へ出さずに使える選択肢は検討しやすそうです。従量課金がなく、運用コストを見通せる点も実務的ですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部



















