
構成からコードまでAIが5分で生成、Web制作ツール「DEQUILA」誕生
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フラノデザイン株式会社は2025年10月、AIがWebサイトを自動生成する新ツール「DEQUILA(デキーラ)」の正式リリースを発表しました。アイデアや事業情報を入力するだけで、わずか5分で本格的なWebサイトを生成するこのツールは、納期や予算、人手不足に悩む制作現場の課題解決を目指します。
ポイント
- 1アイデアから構成、デザイン、HTMLコードまでAIが5分で一貫生成
- 2テンプレートベースではなく、AIが複数のオリジナルデザイン案を提案
- 3制作時間を最大95%削減し、商談現場での即時提案も可能に
■ AIがWeb制作の初期工程を丸ごと担当
フラノデザイン株式会社が新たに提供を開始した「DEQUILA」は、AIを活用したWebサイトの自動生成プラットフォームです。ユーザーが事業内容などの簡単な情報を入力すると、AIがサイトの構成案、文章、デザインの方向性を自動で提案。さらに、実用的なレベルのHTMLコードまで一気通貫で生成し、PCとスマートフォンの両方で即時プレビューが可能です。
■ 制作現場の「無理」をなくすために開発
このツールは、Web制作の現場が抱える慢性的な人手不足や、短納期・低予算といった課題を背景に開発されました。同社によると、実際のクリエイターが「こういうツールが欲しかった」と感じる機能を形にしたもので、制作初期の「構成に迷う」「アイデアが出ない」といった時間を大幅に短縮できるとしています。
■ テンプレートではない高品質なデザイン
「DEQUILA」の大きな特徴は、単なるテンプレートの当てはめではない点です。AIが最新のUXやデザイントレンドを学習しており、1回の入力で複数のデザインバリエーションを同時に生成。これにより、利用者は多様な選択肢の中から最適なデザインを比較検討できます。
このツールを導入することで、制作時間を最大95%削減できるほか、商談の場でクライアントの要望を聞きながら即座にデザイン案を提示するなど、提案のスピードと質を飛躍的に向上させることが期待されます。対象はフリーランスや小規模制作会社から、自社サイトを迅速に立ち上げたい事業者まで幅広く想定されています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
アイデアさえあれば誰でも形にできる時代が本格的に到来しそうですね。Web制作のハードルが下がることで、新しいビジネスや表現が生まれるきっかけになるかもしれません。





