眠る漫画IPを映像化・版面化するAI「Manga Studio」を出版社向けに提供開始
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眠る漫画IPを映像化・版面化するAI「Manga Studio」を出版社向けに提供開始

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株式会社ニュウジアが、AI映像・画像・音声生成プラットフォーム「genas.AI」に、漫画IPの形式変換機能群「Manga Studio」を追加し、出版社・IPホルダー向けに提供を開始しました。縦読み漫画やページ漫画をショートアニメに変換するほか、縦読み漫画を単行本用のページに自動で組み替える版面化にも対応します。2025年のコミック市場は8年ぶりのマイナス成長となり、出版社には既存の漫画IPを多面的に活用する手段が求められています。Manga Studioは原画を生成AIで描き直さず、原稿の絵をそのまま活用する設計で、著作権や学習利用への懸念にも書面で対応します。

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ポイント

  • 1
    縦読み・ページ漫画をショートアニメ化し、縦読み漫画の単行本版面化にも対応
  • 2
    原稿の絵を生成・改変せず、原画の画素をそのままページに配置する設計
  • 3
    学習に利用しない旨を明記した書面を法人顧客に提供し、1作品からパイロット制作可能

Manga Studioでできること

Manga Studioは、縦読み漫画とページ漫画の両方をショートアニメに変換できます。縦読み漫画ではコマ構造や読み順、セリフを解析し、縦型(9:16)のショートアニメを生成します。キャラクターの同一性を保ちながら、演出設計や絵コンテ、動画生成、音声付与までを一貫して行います。ページ漫画では、右から左へ読む日本語のコマ順序を解析し、見開きのページから映像へ変換します。1つのコマを複数のショットに展開する演出設計にも対応しています。また、縦読み漫画を単行本のページ漫画へ再構成する版面化機能も備えています。読み順は生成AIの判断に委ねず、サーバー側で機械的に検証します。出力はB6・600dpi・塗り足し3mmの入稿第一稿として、PDFとレイヤーを保持したPSDの両方を書き出せます。原稿の絵は生成・改変せず、原画の画素をそのままページに配置します。

「第一稿」を人に渡す設計思想

Manga Studioは、AIが出した結果をそのまま使うのではなく、第一稿までをAIが担い、最終判断は人が行う方針を取っています。版面レイアウトエディタでは、自動で組まれたページをブラウザ上でコマの移動や拡大縮小、入れ替え、表示範囲の調整ができます。編集の保存や再構成に追加のポイントはかかりません。セリフやフキダシ、絵柄がレイヤーとして分かれた状態でPSDを書き出すため、PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTで編集部や制作現場が直接手を入れられます。ショートアニメの各ショットは生成し直した版をすべて保存し、左右に並べて比較して選び直せます。選び直しにも追加のポイントはかかりません。1回の指示で最大3案を同時に生成することもできます。

5つの出口から逆算した事業設計

Manga Studioは単なる変換ツールではなく、IPの収益経路をつくるための事業インフラと位置づけられています。出版社やIPホルダーには、原作販促、配信による収益化、映像化企画のテストマーケティング、休眠IP・バックカタログの再収益化、海外展開という5つの出口から逆算した提案を行います。特に休眠IPの再収益化は、既存事業を食わずに眠っている資産だけを動かせる点で、出版社にとって最も純増に近い出口だとしています。国内ではピッコマが短尺アニメを配信する新カテゴリ「ANIME」を本オープンしており、エピソード単位の課金で提供されています。国内のショートドラマ市場は2026年に約1,530億円規模に達すると予測されています。

学習利用への懸念に書面で対応

出版社から最も多く寄せられる「AIに学習されるのでは」という懸念に対して、ニュウジアは説明ではなく書面で回答する方針を採りました。お客様の入稿素材や生成物をAIモデルの学習に利用しないこと、外部AI基盤は入力データが学習に利用されないことが事業者向けAPIの利用条件や契約で担保されているもののみを採用していること、アプリケーションとデータベースは日本国内のサーバーで運用していること、成果物の権利の取扱いを利用規約に明記しデータ削除に対応することなどを明記した「データ取扱いに関する説明書」を法人のお客様に提供します。外部AI基盤の提供事業者名は営業上の秘密として非開示ですが、秘密保持契約の締結を条件に個別に説明しています。

料金と始め方

まずは1作品からのパイロット制作を推奨しています。既存の原稿データをそのままアップロードして小さく検証でき、成果物の権利はお客様に帰属します。対応形式はJPEG、PNG、WebP、PSDです。料金は工程ごとのポイント制で、1ポイントは20円(税別)です。版面化の場合、原稿解析は5ポイントから、版面設計は1ページあたり4ポイント、データ書き出しは1ページあたり2ポイントです。4ページの版面化なら合計29ポイント(580円・税別)から利用できます。ショートアニメ化は、原稿解析が5ポイントから、キャラクター設定が3ポイントから、演出設計・絵コンテが10ポイント、動画生成は1ショットにつき管理料1.5ポイントと生成実費がかかります。実行前に必要ポイントの見積が画面に表示されます。

Q&A

Q. Manga Studioとは何ですか?

A. 出版社やIPホルダー向けに、縦読み漫画やページ漫画をショートアニメに変換したり、縦読み漫画を単行本用のページに自動で組み替えたりできるAI機能群です。

Q. Manga Studioは既存の漫画の絵をAIで描き直すのですか?

A. いいえ、原稿の絵を生成・改変せず、原画の画素をそのまま別の形式に配置します。生成AIはコマの解析やレイアウトの組み替えに使われます。

Q. 1作品からでも利用できますか?

A. はい、1作品からのパイロット制作に対応しています。既存の原稿データをアップロードして小さく検証でき、成果物の権利はお客様に帰属します。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

原稿の絵をそのまま使って版面化やアニメ化できるのは、版元さんにとって安心ですね。眠っている漫画を新たな収益源にできそうです。

引用元:PR TIMES

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O!Productニュース編集部

この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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