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AIが一人ひとりに“音声社内報”を届ける「Employee AI」が登場
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AIが一人ひとりに“音声社内報”を届ける「Employee AI」が登場

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従業員コミュニケーションのグローバルリーダーであるStaffbase(スタッフベース)は、AIを前提にゼロから設計された世界初のAIネイティブ従業員体験プラットフォーム「Employee AI」の提供を開始したと発表しました。従業員一人ひとりに最適化された情報をAIが自動で生成し、ポッドキャストなどで届ける「1to1社内報」ともいえる新しいコミュニケーション体験の実現を目指します。

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ポイント

  • 1
    従業員ごとに内容を最適化する「AIポッドキャスト」で“聞く社内報”を実現
  • 2
    ノンデスクワーカーを含む全従業員への情報格差是正を目指す
  • 3
    従業員エンゲージメントが世界最低レベルの日本市場での展開を本格化

従業員コミュニケーションツールを提供する独ユニコーン企業のStaffbaseが、新サービス「Employee AI」を発表しました。このプラットフォームは、AIが従業員の職種や勤務地、興味関心といったプロフィールに基づき、社内ニュースや業務連絡を個別に最適化して届ける仕組みです。情報過多や、逆に情報が届かないといった社内の分断解消を狙いとしています。

特に注目されるのが、2025年内に提供予定の「AIポッドキャスト」機能です。これは、各従業員向けにカスタマイズされた2〜3分の音声コンテンツを毎週配信するもので、移動中や作業中でも“聞くだけ”で必要な情報を得られます。これにより、これまで情報が届きにくかった製造現場や店舗スタッフなど、ノンデスクワーカーとの情報格差を埋める効果が期待されます。

また、質問応答から申請業務の完了までを支援する「AIアシスタント」機能も搭載されます。さらに、企業側がAIの活用状況やセキュリティを一元管理できる「AI Trust Hub」も提供し、安全なAI導入を支援する体制を整えています。これらの機能を通じて、従業員の理解度やエンゲージメントを高め、生産性向上に貢献するとしています。

Staffbaseによると、日本の「仕事に意欲的に取り組んでいる」従業員の割合は7%と世界最低水準にあり、従業員体験(EX)の向上が急務となっています。同社は「Employee AI」を、この課題に対する新たなソリューションと位置付けており、日本市場での展開を加速させる方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

社内情報が多すぎて読まれない、現場に届かないという悩みは多くの企業が抱える課題です。AIが個人向けに要約し、さらに「音声で届ける」というアプローチは非常にユニークですね。これが従業員のエンゲージメント向上にどう繋がるか、日本企業での導入事例が待たれます。

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