
ギブリー、BoxとCopilotのセキュア文書活用ソリューション「Box-Copilot Connect」を提供開始
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株式会社ギブリーは、Boxの社内文書をMicrosoft Copilotから検索・参照できる「Box-Copilot Connect」の提供を開始しました。各社のBox・Microsoft 365環境やセキュリティ要件に合わせて、要件定義から設計・構築・導入まで支援する開発サービスです。検索インデックスを自社のAzure環境に保持し、問い合わせごとに最新のBoxのアクセス権限を確認します。標準のCopilotコネクタだけでは満たしにくい検索精度や管理要件を補完する位置づけです。
ポイント
- 1Box文書を既存の権限を維持してCopilotから検索・参照
- 2検索インデックスを自社Azureに保持し回答と出典を返す
- 3各社の要件に合わせて設計・構築する開発サービスとして提供
開発の背景
社内文書を生成AIで活用する際には、検索精度だけでなくアクセス権限やデータの管理場所が課題になります。ギブリーは、部署・案件ごとの権限を回答に反映すること、業種・用途に合わせて検索を調整すること、検索インデックスを自社管理下に置くことを挙げています。
Copilotコネクタを使う標準連携は、多くのケースで有効な選択肢です。本サービスは、標準連携では満たしにくい個社要件を補完する位置づけです。
ソリューションの概要
Box-Copilot Connectは、Boxに蓄積された全社のドキュメントを、Box上のアクセス権限をリアルタイムに保持したまま、Copilotのチャットから自然言語で横断的に検索・参照できるようにするものです。文書の検索インデックスは企業自身のMicrosoft Azure環境内に保持し、Copilotへは回答と出典のみを返します。検索精度と権限制御を個社の要件に合わせて作り込める点が特長で、利用者は使い慣れたCopilotの画面から社内ナレッジを引き出せます。標準連携と競合するものではなく、標準では要件を満たしにくいケースを補完する位置づけです。
主な特長
発表では、個社の運用要件に合わせて次の6点を設計・構築するとしています。
| 観点 | 対応内容 |
|---|---|
| 検索精度 | 文書の分割・埋め込み・検索・並べ替えを用途に合わせて調整 |
| 権限 | 問い合わせのたびに最新のBox権限を確認し、閲覧可能な文書を回答対象にする |
| 文書更新 | Box上の追加・更新を速やかに検索対象へ反映 |
| 自社での統制 | 検索インデックスを自社Azureに保持し、暗号鍵・ネットワーク・監査ログを管理 |
| 拡張 | 独自の権限モデルやBox以外の社内情報源にも対応 |
| 利用画面 | 既存のCopilot画面から社内文書を参照 |
具体的な構成は、各社のBox・Microsoft 365環境とセキュリティ要件に合わせて決めます。
提供形態と今後の展開
本ソリューションは、個社ごとのBoxやMicrosoft 365環境およびセキュリティ要件に合わせて、要件定義・設計・構築・導入までを一貫して支援する開発サービスとして提供します。まずは小規模なPoCで効果を確認し、その後に全社展開へ進める進め方にも対応します。今後は対応するコンテンツ源や業種別ユースケースの拡充を進め、日本マイクロソフトと協働しながら、企業のセキュアな生成AI活用を一層支援していくとしています。
日本マイクロソフトのコメント
日本マイクロソフト株式会社の執行役員 常務 エンタープライズサービス事業本部長 兼 パートナー事業統括の浅野智氏は、企業における生成AI活用が本格化する中、その価値を最大化するためには、お客様固有の知識資産やデータを安全かつ適切に活用できることが重要だと述べています。ギブリーが提供するBox-Copilot Connectは、Microsoft Copilotの使いやすさを維持しながら、Boxに蓄積された重要な情報へ適切な権限管理のもとでアクセスできる環境の実現を目指す取り組みだとしています。日本マイクロソフトはギブリーとの協働を通じて、お客様が保有する知識資産の価値をさらに引き出し、日本企業のAIトランスフォーメーションの推進に貢献していくとしています。
Q&A
Q. Box-Copilot Connectとは何ですか?
A. Boxに保存した社内文書を、アクセス権限を維持したままMicrosoft Copilotから検索・参照できるようにするギブリーのソリューションです。
Q. 標準のCopilotコネクタと何が違いますか?
A. 検索精度の最適化や権限のリアルタイム反映など、標準連携では調整しにくい要件を個社ごとに作り込める点が異なります。
Q. 誰向けのサービスですか?
A. 機密性や規制対応が求められる業種で、Box内の文書を安全にCopilotから活用したい企業向けです。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
検索インデックスを自社Azureに置けると、情シスが既存の監査や暗号鍵の運用に合わせて検討しやすそうです。Box文書をCopilotで使う際の、管理範囲を整理する材料になりますね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
