
エコモット、エッジAIで路面を解析しクラウドへ継続記録する『Miruroad』を正式リリース
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エコモット株式会社は、通信型ドライブレコーダーで取得した走行映像をエッジAIで解析し、クラウドで継続管理する道路点検ソリューション『Miruroad(ミルロード)』を2026年9月1日より正式リリースしました。北海道内5か所の道路巡視業務での先行導入を通じて機能改善を重ね、国土交通省中部地方整備局の現場試行では「NETIS登録に十分な技術である」と評価されています。正式版では二要素認証と設定値管理機能のWeb UI化を追加し、セキュリティ強化と導入工数の削減を図りました。道路管理の人手不足や客観的記録の不足という課題に対し、日常走行を点検データへ変換する仕組みで予防保全型の維持管理を支援します。
ポイント
- 1北海道内5か所の道路巡視業務で採用、実運用を通じてAIモデルを高度化
- 2国交省中部地方整備局の現場試行で経済性・品質・施工性の評価Aを獲得
- 3初期費用30万円、月額8.3万円でひび割れ率やIRI解析を無制限に利用可能
道路管理現場の「見えない」と「残らない」を解決
全国の道路管理現場では、人手不足や管理路線の広域化により、十分な頻度での点検が難しくなっています。Miruroadは、道路巡視や除雪、道路清掃などの日常走行をそのまま点検データへ変換し、AIによる自動解析で高頻度かつ効率的な道路モニタリングを実現します。これにより、ポットホールや舗装劣化の早期発見につながり、予防保全型の維持管理を支援します。また、走行映像と解析結果をクラウド上に継続保存することで、事故や損傷発生前後の道路状況を時系列で確認でき、原因究明や損害賠償対応の裏付け資料として活用できます。
道路巡視から補修判断までをワンストップでデジタル化
従来の道路点検業務では、現場で収集した情報の整理・報告や関係者間での共有に多くの手間と時間を要していました。Miruroadは、データ取得、AI解析、クラウド共有、補修判断を一気通貫で支援し、情報共有のタイムラグを解消します。先行導入ユーザーからは、SDカード回収や専用アプリケーションへのデータ取り込み作業が不要になり、リアルタイムに状況を把握できるという評価が寄せられています。また、発注先の稼働状況の可視化や補修指示のペーパーレス化により、省力化につながるという声もあります。
国土交通省中部地方整備局の現場試行で高評価
Miruroadは、国土交通省中部地方整備局が実施するニーズ・シーズマッチングにおける現場試行評価において、総合評価として「NETIS登録に十分な技術である」と評価されました。従来の目視巡回と比較し、経済性、品質・出来形、施工性で最高評価の「評価A」を獲得しています。特に、AIによる自動検知による労務コスト削減、点検品質の均一化、事故前後の比較資料作成の効率化が高く評価されました。評価報告書では「実用段階であり提供可能」との評価も受けています。
正式版で追加された新機能と料金体系
プレリリース期間中の現場フィードバックに基づき、正式版では二要素認証を実装しました。自治体や官公庁の厳格な情報セキュリティ要件に対応し、道路管理データや解析結果などの重要情報をより安全に管理できる環境を実現しています。また、従来車両ごとに個別設定していた解析対象領域の設定作業を改善し、Web UI上のドラッグ&ドロップ操作のみで設定が完結するようにしました。導入時の設定工数を大幅に削減し、複数車両への展開が容易になります。料金は初期費用が1台30万円(税別)、システム利用料が1台月額8.3万円(税別、通信費込み)です。計測距離・静止画アップロード容量は無制限で、ひび割れ率やIRI、ポットホール解析を含みます。
今後の展望:NETIS登録を目指し全国展開を加速
エコモットは、北海道内での導入実績や国土交通省中部地方整備局における高評価を踏まえ、NETISへの登録を目指すとともに、同局管内である東海エリア(愛知県・岐阜県・静岡県・三重県)での展開を加速します。その後、全国の道路管理者・自治体への導入拡大を進める方針です。既存車両へ端末を設置するだけで利用可能なため、専用計測車両と比較して導入・運用コストを抑えながら、広域路線を高頻度でモニタリングできます。
Q&A
Q. Miruroadとは何ですか?
A. 通信型ドライブレコーダーで取得した走行映像をエッジAIで解析し、道路のひび割れやポットホールを自動検知してクラウドで管理する道路点検ソリューションです。
Q. Miruroadはどのように道路点検の課題を解決しますか?
A. 日常走行を点検データに変換して高頻度なモニタリングを実現し、映像と解析結果をクラウドに保存することで客観的な記録を残せます。
Q. Miruroadの料金はいくらですか?
A. 初期費用が1台30万円(税別)、システム利用料が1台月額8.3万円(税別、通信費込み)で、計測距離や静止画アップロード容量は無制限です。
関連リンク
- https://www.cbr.mlit.go.jp/architecture/netis/matching/matching-index.htm
- https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubmatch/pubmatch
- https://www.ecomott.co.jp/
- https://www.ecomott.co.jp/approach/smart-infrastructure/miruroad/

O!Productニュース編集部からのコメント
日常走行をそのまま点検データに変換できるのは、専用車両を用意できない自治体に刺さりそうです。初期費用30万円で始められるのも決断しやすいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
