
キャリアアドバイザーの"勘と経験"をAIで再現。Nexiaが「決定率向上AIパッケージ」を提供開始
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株式会社Nexiaが、人材紹介業界の長年の課題であった業務の属人性を解消するための「決定率向上AIパッケージ」の提供を開始しました。生成AIを活用し、ベテランキャリアアドバイザーのノウハウを形式知化することで、組織全体のサービス品質と決定率の向上を目指します。
ポイント
- 1ベテランキャリアアドバイザーの「暗黙知」をAIで形式知化し、業務の属人性を解消
- 2候補者とのマッチング最適化や面接対策をAIが自動で支援
- 3新人CAの育成促進や、埋もれていた社内ナレッジの資産化にも貢献
株式会社Nexiaは、人材紹介業界向けに「決定率向上AIパッケージ」の提供を始めたことを発表しました。このサービスは、キャリアアドバイザー(CA)個人のスキルや経験に大きく依存していた従来の業務スタイルからの脱却を支援するものです。
これまで人材紹介業界では、CAの能力によって候補者の採用決定率にばらつきが生じることが大きな課題とされてきました。特に、候補者に合った求人を提案するスキルや、企業ごとの面接対策といった業務は、ベテランCAの「勘と経験」に頼る部分が多く、そのノウハウが組織内で共有されにくいという実情がありました。
今回のパッケージでは、生成AIがその課題解決の鍵を握ります。過去の面談メモや社内チャット、メールといった、これまで断片的に埋もれていたデータからベテランCAの知見(暗黙知)を抽出。誰でも活用できる知識(形式知)へと変換します。
具体的には、候補者の情報をもとに最適な求人を自動で探す「マッチング最適化システム」や、ベテランのノウハウを学習した「ベテランCAボット」などを提供。これにより、新人CAでも質の高いサポートが可能になり、組織全体の決定率の底上げが期待できるとのことです。顧客のニーズに合わせたゼロベースでの開発も可能としています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
ベテランのノウハウをAIで民主化する動きは、他の専門職にも広がりそうですね。個人のスキルに依存してきた業界の生産性を大きく変える一手になるかもしれません。










