
左官会社とSekkenが共同開発した見積システム「Rakuos BPO」、10月5日に提供開始
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千葉県船橋市の株式会社Sekkenと尾形工業株式会社は、左官・仕上げ工事向けの見積・出来高管理システム「Rakuos BPO」を共同開発しました。2026年10月5日から正式にサービスを開始します。ゼネコンから指定されたExcel書式をAIが自動で読み取り、単価反映から書き出しまでを3ステップで完了します。建設業の2024年問題で事務負担の軽減が課題となる中、小規模事業者でも導入しやすい月額2万円からの料金設定です。
ポイント
- 1ゼネコン指定のExcelをAIが自動読み取り、3ステップで見積書を出力
- 2AIの読み取り精度は学習により90〜95%まで向上する設計
- 3売上規模に応じた月額2万円からの料金プランで小規模事業者に対応
開発の背景
建設業では2024年問題による時間外労働の上限規制が適用されましたが、現場の事務負担は依然として重いままです。左官・仕上げ工事業界では、ゼネコンから提示される見積書類が1建物あたり約100項目に及びます。各社ごとに異なるExcelフォーマットへの手計算や転記作業が、社長や少人数の事務スタッフの時間を奪っています。尾形工業は自社の業務効率化を目的にシステム構築を始め、創業43年で培った実務ノウハウを監修に反映しました。SekkenのAI技術と組み合わせ、共同開発に至っています。
Rakuos BPOの主な機能
Rakuos BPOは、ゼネコン独自のExcelフォーマットをアップロードするだけでAIが自動的に内容を解析します。合計行や小計行を自動で除外し、二重計算を防ぎます。自社の単価マスタと自動で照合し、1クリックで全行に金額を反映します。元の見積もりと同じ形式や書式を維持したままExcel出力できるため、整形の手間がかかりません。紙で添付していた進行表などもシステム上で一括管理できます。初期のAI読み取り精度は7〜8割ですが、学習を重ねることで90%〜95%まで向上します。
料金プランとサポート体制
料金は会社の売上規模に応じて設定されています。売上1億円以下は月額2万円、1億円から3億円以下は月額3万円、3億円以上は月額4万円です。初期費用として導入サポートに10万円がかかります。5〜6人の少人数で運営する親方会社でも無理なく導入できる価格を目指しました。ITが苦手な企業向けに、訪問サポートや遠隔サポート、図解入りの操作マニュアルも用意しています。見積データから請求書を自動生成するオプションや、現場別の売上データをダッシュボードで管理する機能も提供します。
今後の展開
Sekkenと尾形工業は、左官業以外の建設異業種への展開も視野に入れています。発注元から指定された書式を維持して返送する商習慣を持つ建設業以外の業種への横展開も検討しています。尾形工業の尾形和彦代表取締役は、現場が終わった後も遅くまでパソコンに向かって見積もりを作る仲間の姿を課題として挙げ、職人が本来の仕事に集中できる環境づくりを目指すと述べています。Sekkenの小山陽介代表取締役は、インストール不要でブラウザからボタン3つで完結する操作性を実現したと説明しています。
Q&A
Q. Rakuos BPOとは何ですか?
A. ゼネコンから指定されたExcel形式の見積書をAIが自動で読み取り、単価を反映して同じ書式のまま出力できる建設業向けのシステムです。
Q. AIの読み取り精度はどのくらいですか?
A. 導入初期は7〜8割ですが、各社のデータを取り込んで学習を重ねることで90%〜95%まで向上します。
Q. 料金はいくらですか?
A. 売上1億円以下は月額2万円、1億〜3億円以下は月額3万円、3億円以上は月額4万円です。初期費用として導入サポートに10万円かかります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
ゼネコン指定のExcel書式を取り込める予定なのは、見積書の転記に追われる建設会社にはありがたいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
